GMOインターネットグループ
コンプライアンス宣言

Since 2017
2023.10.10改訂

GMOインターネットグループは、不変の目標、価値観をまとめた「スピリットベンチャー宣言」をベースに、すべての役員・パートナーが法令や社会的規範に従い、誠実さを持って正しく行動することが、ステークホルダーの信頼につながると考えています。「コンプライアンス宣言」は、GMOインターネットグループへの信頼を維持し、100年単位で続く企業グループとなるべく、どのような状況にあっても正しく適切に行動できるよう、指針を示すものです。私たちはこのコンプライアンス宣言を実践し、私たちのサービス・お客様・パートナーを守り、関わる全ての方の「笑顔」と「感動」を創造し、成長し続けるグループを目指します。

基本理念

  1. 私たちは、一人ひとりが会社を代表するものと認識し、高い倫理観を持って行動し、かかわるすべてのステークホルダーから信頼されることを目指します。
  2. 私たちは、GMOインターネットグループ スピリットベンチャー宣言やコンプライアンス宣言を遵守し、これに反してまで利益を追求することは行いません。
  3. 私たちは、適用されるすべての法令や社内規則を守り、お客様や社会はもちろん、家族が見てもやましいところのない清廉な行動をとります。
  4. 私たちは、すべての人が生まれながらにして持つ権利である人権を尊重し、多様な価値観を認め、一人ひとりのやる気と能力がフルに発揮される職場環境を作ります。
  5. 私たちは、法令や社会的規範、コンプライアンス宣言に反する行為や疑わしい行為を発見したときや、要求される場面に直面したときは、上長や所定の部門に相談します。相談が難しい場合は、GMOヘルプラインへ通報・相談します。

ステークホルダーに対するお約束

【A. お客様・取引先等に対して】
  1. 適切な表示
    お客様の誤解を招くような表示・広告・宣伝を行いません。
  2. 説明義務
    商品・サービスを説明する際は、ネガティブまたはリスクのある情報であっても、お客様が誤認なく理解できるよう正しく適切に説明します。
  3. 適合性の原則
    お客様の知識・経験・ご要望の状況を総合的に判断して、最も適合する商品をお勧めします。
  4. 反社会的勢力との決別
    反社会的勢力に対しては、毅然とした態度で対応し、一切の関係を持ちません。
  5. 公正な取引先選定
    取引先の選定にあたり、不適切な利益供与又は受領をなくし、透明性を確保します。
    また、友人や親族が経営している会社等との取引が利益相反に該当するおそれがあることを理解し、判断に迷うときには、法務やリスクコンプライアンスの担当部門に相談します。
  6. 公正かつ対等な取引関係
    取引先に対して、販売条件等について、自由な競争を妨げる話し合いや協定は行いません。 また取引上の有利な立場を利用して、取引先に対して、不利益な取引条件を押しつけることや第三者との取引を制約することを行いません。
  7. 接待交際
    お客様や取引先からの接待や贈答品は原則辞退するとともに、社会的慣習の範囲を超えた過度又は不適切な接待贈答は行いません。
  8. 健全な競争
    競争相手に対する取引妨害、不当な取引条件等、公正で健全な競争を妨げる行為を行いません。また競争相手に関する情報収集は、ハッキングや贈賄などの違法な手段や倫理的に反する手段を使わないとともに、第三者から提供を受けた情報の場合は法令や契約上に違反して入手されたものではないか、確認します。
  9. 知的財産権の尊重
    第三者の知的財産権を尊重し、他人の著作物や商標を無断で利用、複製をしません。
【B. 株主・投資家・社会に対して】
  1. 正確な情報開示
    株主・投資家をはじめとするステークホルダーに対し、公平かつ迅速に企業情報を適切に開示します。
  2. 地域社会との良好な関係
    豊かな社会の実現に貢献すべく、スポーツ・文化・教育・福祉・環境保全活動などを通じて、地域社会への支援に積極的に取り組みます。
  3. 行政との適切な関係
    公務員等との関係には規制があることを理解し、贈賄と疑われる行為を行いません。贈賄かの判断に迷うときや不明点がある場合には、法務やリスクコンプライアンスの担当部門に相談します。

健全な事業活動に対するお約束

【A. 正確な記録と報告】
  1. 正確な業務記録・報告
    正確な業務記録は会社や自身の信頼につながることを理解し、経費、勤務時間、開発レビュー結果等に関する記録や報告を正確かつ適切に行います。
  2. 正確な取引記録・報告(1)
    取引は必ず形に残し、発注、受注、納品、請求に関する書類を証憑として保管することで、トラブルを抑制するとともに、税務処理の根拠となる重要な書類と理解し、適切な期間保存します。
  3. 正確な取引記録・報告(2)
    証憑やデータの偽造・改ざん、収益や費用の計上時期操作などの行為は、重大な不正行為、犯罪であることを認識し、絶対に行いません。
  4. 正確な会計処理と内部統制
    会計処理は法令・基準等を遵守し、誠実かつ正確に行います。会計処理に必要な情報は正しく収集、記録、管理されるよう、債権管理等の業務フローを適切に構築します。
  5. 規制当局への報告
    規制当局への報告はすべて正確かつ完全で、理解しやすい内容で用意し、必ず期限内に行うよう努めます。
【B. 会社財産の管理】
  1. 会社財産の管理
    会社の財産を業務以外の目的や個人の利益のために使用せず、適正に管理します。会社財産には、会社の現預金や製品、備品や消耗品のほか、会社の商標や職務上知った情報も含まれます。
  2. 業務時間の管理
    職務遂行の妨げとなるような業務時間中の個人的活動は行いません。また業務時間中にギャンブルやポルノ等他人に不快感を与えるような行為や外部の仕事を会社のパソコン等で行いません。
【C. 情報の管理】
  1. インサイダー取引規制の遵守
    未公表の重要な会社情報を利用した株取引がインサイダー取引として犯罪となることを理解し、インサイダー取引や、その疑義が生じるような取引を行いません。
  2. 守秘義務
    お客様・取引先・会社の個人情報を含む機密情報を厳格に管理し、お客様等の同意なく、または法令上の正当な理由なく第三者に開示しません。また、在職中はもちろん退職後も、機密情報を毀損、開示、漏洩しないよう適切に取り扱います。
  3. 日常的な情報管理の意識
    情報漏洩が不注意でも起こることを認識し、電子メールを送信する前には必ず、送信先のアドレスやCC、BCC等の送付方法に不備がないか、添付する資料は適切かを十分確認します。また、心当たりが無いメールや不審なメールは開きません。
  4. 情報の分類・利用・保管
    業務におけるあらゆる情報を、法令・社内規程に従い、極秘、関係者外秘、社外秘、公開などに分類し、安全に利用し、定められた期間まで保管します。
  5. 電子通信サービスとソーシャルメディアの利用
    社用以外で電子通信サービス(EメールやSMSなど)またはソーシャルメディア(Facebook、LinkedIn、X、ブログなどを含むがこれらに限定されない)を送信・投稿する場合には、機密情報を含めたり、お客様・取引先・パートナーに不利益を与える内容を送信・投稿しません。

ともに働く仲間に対する約束

  1. 労働関連法令の遵守
    労働関連法令を遵守し、仲間の心と身体の健康を大切にします。
  2. 差別・ハラスメントの禁止
    いかなる場合も、人種・国籍・性別・学歴・年齢・宗教・性的指向・性自認、その他個人的な特性に基づく差別やハラスメントは行いません。
  3. プライバシーの保護
    互いのプライバシーを尊重し、個人の秘密を詮索したり、私生活に干渉したり、他者へ言いふらすことは行いません。
  4. 風通しの良い環境整備
    パートナーがためらわずに違和感や懸念を相談できる職場環境を整備することは管理者の使命であると認識し、行動します。
  5. 内部通報制度
    不正行為や違法行為を見たり聞いたりしたときには、上長や内部通報窓口(GMOヘルプライン)に通報・相談します。通報された方には、感謝はしても、決して不利益な行為をしません。
  6. 過去から学ぶ
    グループ内で起きたインシデントを風化させない日として、「GMO Incident Zero Day」を設定し、毎年、過去に学び、今の仕事に活かし、圧倒的"1番"となる目標に向け、邁進します。

このコンプライアンス宣言を遵守して、100年単位で続く企業グループを作ろう。

以上