2018年3月6日

マイナンバー制度対応「GMOオンライン本人確認サービス」
自社開発不要ですぐに導入できる、クラウド型の本人確認サービスを実現

  • GMOグローバルサイン株式会社

 GMOインターネットグループのGMOクラウド株式会社の連結会社で、電子認証サービスを展開するGMOグローバルサイン株式会社(代表取締役社長:中條 一郎 以下、GMOグローバルサイン社)は、アンドバリュー株式会社(代表取締役:鈴木 良治 以下、アンドバリュー社)の開発により、マイナンバー制度対応「GMOオンライン本人確認サービス」とシステム連携した、SaaS型のクラウドサービス(以下、クラウド型の本人確認サービス)を実現いたしました。“クラウド型の本人確認サービス”(URL:https://mnum.jp/)は、本日2018年3月6日(火)より、アンドバリュー社を通じて提供開始いたします。
 これにより、マイナンバーカードを利用したオンライン本人確認を自社サービスに導入したいとお考えの企業様は、“クラウド型の本人確認サービス”をご契約するだけで、自社開発の手間やコストをかけずに、すぐに導入可能となります。

▲クラウド型の本人確認サービスの仕組み

【「GMOオンライン本人確認サービス」について】

https://jp.globalsign.com/service/solution/mynumber.html
 GMOグローバルサイン社は、総務大臣認定(2016年5月25日認定)を受けた公的個人認証サービスのプラットフォーム事業者(※1)として、マイナンバーカードに格納されている電子証明書を利用して本人確認ができるプラットフォーム「GMOオンライン本人確認サービス」を、2016年11月から提供しています。本人確認を必要とするサービスの提供事業者は、本プラットフォームを導入することで、総務大臣による認定を別途取得する必要なく、またシステム強化や定期的なセキュリティ監査にリソースを割く必要もなく、マイナンバーカードによる本人確認を自社サービスに組み込むことができます。

 こうした中、携帯電話事業者など、契約時や譲渡時に本人確認が義務付けられている事業者においては、迅速に本人確認が完了できるオンライン本人確認のニーズが高まっています。しかし、これまで「GMOオンライン本人確認サービス」は、導入したい店舗やサービスごとにAPIによる接続設計や組み込みの開発を行う必要があったため、開発の手間や、コストなどの負担が大きく、複数店舗・サービスへの一括導入や、開発コストの調達が難しい中小規模の企業・事業者には導入が難しい状況でした。
 そこでGMOグローバルサイン社は、簡単・低コストかつ迅速に「GMOオンライン本人確認サービス」を導入いただけるよう、同サービスとAPIでシステム連携した“クラウド型の本人確認サービス”を、アンドバリュー社の開発により実現いたしました。

(※1)プラットフォーム事業者とは、地方公共団体情報システム機構(J-LIS)と、マイナンバーカードによる本人確認を希望する企業の間に立つ事業者を指します。

【“クラウド型の本人確認サービス”について】

 アンドバリュー社が開発した“クラウド型の本人確認サービス”は、「GMOオンライン本人確認サービス」とAPI接続してマイナンバーカードによる本人確認が行える、SaaS型のサービスです。
 お客様の本人確認が義務付けられている古物商や、携帯電話販売業者、また本人確認を行う場面が多数あるイベント運営会社など、複数の店舗・サービスでお客様の本人確認を行っている事業者は、本サービスを利用することで、自社開発の必要なく簡単に、複数店舗へオンライン本人確認の仕組みを導入することができます。例えば店舗のお客様やイベント参加者が、マイナンバーカードをカードリーダーなどで読み取ることで本人確認が完了するため、本人確認業務の効率化とペーパーレス化が実現します。
 なお、本サービスのお申し込みおよび詳細は、アンドバリュー社のサービスサイト(URL:https://mnum.jp/)よりお問い合わせください。

特徴1)自社開発不要のクラウド型で、簡単・低コスト・スピーディーに導入可能
 「GMOオンライン本人確認サービス」とシステム連携したクラウド型のサービスとして提供するため、自社サービスや店舗システムにおいて、「GMOオンライン本人確認サービス」とのAPI接続設計・開発を行う必要なく、専用サーバの用意も必要ありません。そのため、導入にかかる手間やコストを抑えながら、スピーディーに利用を開始いただけます。

特徴2)面倒な申請や手続きが不要
 総務大臣認定を受けた公的個人認証サービスのプラットフォーム事業者である、GMOグローバルサイン社のプラットフォームを活用しているため、マイナンバーカードによる本人確認に求められる申請を行う必要なく、サービスのご契約が完了したら、直ちにご利用を開始いただけます(※2)。

特徴3)ニーズに応じて柔軟に導入できる月額課金型
 ご利用料金は、月額1万円(以下、税別)、最低利用期間1ヶ月のシンプルな料金形態でご提供するため、ニーズに応じて柔軟に導入いただけます(別途、導入時に初期費用5万円が必要です)。例えば、1ヶ月などの短期で開催するイベントの入場の仕組みに、オンライン本人確認を利用する、といった活用も可能です。

特徴4)安全性の高い4重セキュリティ
 サービスの管理画面のログインにおいては、ID/パスワード入力に加え、画像認証や、不審なログインの検知など、4重のセキュリティ機能を実装しているため、安全性の高い環境でご利用いただけます。

特徴5)スマホ対応で専用機器不要
 店舗や窓口でのマイナンバーカードの読み取りは、スマートフォンでも対応しているため、パソコンはもちろん、カードリーダーなどの専用機器がなくてもご利用いただけます。

(※2)本サービスのご利用には、アンドバリュー社およびGMOグローバルサイン社とそれぞれ契約を締結する必要があります。

<アンドバリュー社 代表取締役 鈴木 良治様のコメント>
 今回、GMOグローバルサイン社の「GMOオンライン本人確認サービス」を活用した“クラウド型の本人確認サービス”を開発でき、非常に満足しています。マイナンバーカードを用いた本人確認をオンラインで実現でき、簡単、低コストで安心して利用できるサービスは市場でも非常に珍しいため、すでに多くのご要望をいただいている携帯電話事業者様をはじめ、会員登録や口座開設、申し込み時などに本人確認が必須となる店舗運営をしている企業への展開を期待しています。

【「GlobalSign」とは】

 世に電子認証サービスが登場し始めた初期段階の1996年にベルギーでサービスの提供を開始し、ヨーロッパで初めてWebTrustを取得した認証局です。ベルギー政府関連機関への数多くの実績を持ち、eID(※3)(BELPIC)をはじめとするベルギー電子政府プロジェクトの最上位認証局である、ベルギー政府認証局への認証を行っています。2006年にGMOインターネットグループにジョインし、政府レベルのセキュリティを、日本をはじめワールドワイドに販売展開しております。現在では、SSLサーバ証明書をはじめとした2,500万枚の電子証明書発行実績と、政府関連機関や大手企業へ多数の納入実績があります。
 また、『CABF(CA/Browser Forum)』、『Anti-Phishing Working Group』に参加し、電子証明書市場のリーディングカンパニーとして積極的な活動を行っています。
(※3)eID:ベルギーの電子政府プロジェクトの一環として始まった国民ID カードプロジェクト。12歳以上のベルギー全国民に対して電子証明書入りのIDカードが配布される。

  • 【サービスに関するお問い合わせ先】

    ●GMOグローバルサイン株式会社 マーケティング部 伊藤
    TEL:03-6370-6500  FAX:03-6370-6505
    E-mail:support-jp@globalsign.com

    ●アンドバリュー株式会社 代表取締役 鈴木良治
    TEL: 03-3529-6103
    E-mail: info@andvalue.co.jp

  • 【報道関係お問い合わせ先】

    ●GMOクラウド株式会社 社長室 広報担当 遠藤・松下
    TEL:03-6415-6100 FAX:03-6415-6101
    E-mail:pr@gmocloud.com

    ●GMOインターネット株式会社
    グループ広報・IR部 石井・島田
    TEL:03-5456-2695 E-mail:pr@gmo.jp

会社情報

  • GMOグローバルサイン株式会社

    所在地 東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー
    代表者 代表取締役社長 中條 一郎
    事業内容 ■情報セキュリティ及び電子認証業務事業
    資本金 3億5,664万円
  • GMOインターネット株式会社

    株式情報 東証一部(証券コード9449)
    所在地 東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー
    代表者 代表取締役会長兼社長 グループ代表 熊谷 正寿
    事業内容 ■インターネットインフラ事業
    ■インターネット広告・メディア事業
    ■インターネット金融事業
    ■モバイルエンターテイメント事業
    資本金 50億円
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