2025年5月12日

経営指標をAIが自動で分析し、改善策を提案する
医業経営分析ツール「AI-Board」を提供開始
~WEBサイトへのアクセスデータや予約・来院・会計などの患者行動データを
自動で統合・分析し、業務の最適化と収益性の向上を支援~

  • GMOリザーブプラス株式会社

GMOインターネットグループでGMOイプシロン株式会社の連結会社であるGMOリザーブプラス株式会社(代表取締役社長:福眞 総一郎 以下、GMO-RP)は、2025年5月12日(月)より、医療特化型予約管理システム「メディカル革命 byGMO」のオプションサービスとして、AI搭載の医業経営分析ツール「AI-Board(アイボード)」の提供を開始します。「AI-Board」は、医療機関における各種経営指標をAIが自動で分析し、改善策を提案する経営分析ツールです。医療情報保護に関する「3省2ガイドライン」(※1)に準拠しているため、医療機関は情報の安全性を確保しながら、業務の最適化と収益性の向上を図ることが可能です。

(※1)医療情報を取り扱う事業者が適切な情報保護のために従うべきガイドラインで、3省2つのガイドラインの総称
厚生労働省発行「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン 第6.0版(令和5年5月)」
 URL: https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/0000516275_00006.html
経済産業省と総務省による発行「医療情報を取り扱う情報システム・サービスの提供事業者における安全管理ガイドライン」
 URL: https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/healthcare/teikyoujigyousyagl.html

【背景と概要】

全国の医療機関を利用する患者の行動様式は、デジタル化の進展とともに大きく変化しています。厚生労働省の「受療行動調査」(※2)のうち外来に関するデータによると、2011年は51.8%の患者が受診前に何らかの情報を入手していたのに対し、2020年ではその割合が80.2%にまで上昇しています。医療機関選びには、立地や技術力といった従来からの条件だけではなく、オンライン上の評判や医療機関が発信するSNSの情報、他にもWEB予約の可否や診察前後の待ち時間といった多様な条件が加わっていることから、医療機関はより多面的かつ戦略的な対応が求められています。しかしながら多くの医療機関では、予約データやカルテ、支払いデータなどが複数のシステムに分散しており、また限られた人員体制の中で日々の診療を行っていることから、分散しているデータを収集し、経営判断や集患施策に活用しきれていないのが実状です。
GMO-RPは、2018年にGMOインターネットグループへジョインして以来、医療機関の経営に革命をもたらすことを目指し、SaaS型予約管理システムを中核として提供し、WEB問診・オンライン診療・キャッシュレス決済連携など医療DXを推進するサービスや機能を数多く提供してきました。
このたびGMO-RPが提供を開始する「AI-Board」は、医療機関内に分散するデータの収集・統合を自動化し、AIを用いて患者との接点におけるボトルネックと改善策を可視化できるツールです。
今後もGMO-RPは、圧倒的な開発力を背景とした高度な予約最適化エンジンによるサービス提供を通じて、医院やクリニック・歯科・動物病院といった医療経営の改革を加速させていきます。

(※2)厚生労働省「受療行動調査」URL: https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/34-17.html

【「AI-Board」について】(URL: https://medical-reserve.co.jp/products/ai-board

「AI-Board」は、医療機関における各種経営指標をAIが自動で分析し、改善策を提案する経営分析ツールです。Google Analytics™ サービスから取得できる医療機関のWEBサイトへのアクセスデータ、「メディカル革命 byGMO」に蓄積された予約・来院データ、レセプトコンピューター側の会計データといった経営指標に直結する患者の行動に関する各種データを収集・統合します。さらにAIが各種データを分析し、着目すべき「質・量・頻度」の経営指標をダッシュボードで表示します。医療業界におけるSaaS製品シェア上位(※3)を誇るGMO-RPのノウハウを活用して構築されたAIを搭載しており、医療機関は効率性と実効力の高い施策を検討することができます。さらに、チャット形式のAI相談機能を通じて、経営に関するさまざまな疑問や課題について自由に相談でき、改善に向けた具体的な提案を得ることも可能です。医療情報保護に関する「3省2ガイドライン」に準拠したセキュリティ性を有しているため、医療機関は情報の安全性を確保しながら、患者との接点におけるボトルネックを可視化し、業務の最適化と収益性の向上を図れます。

(※3)2024年12月末時点(GMO-RP調べ)

【「メディカル革命 byGMO」について】(URL: https://medical-reserve.co.jp/

GMO-RPが提供する医療特化型予約管理システム「メディカル革命 byGMO」は、医療機関の予約受付業務のシステム化・効率化が図れるサービスです。2016年の提供開始以来、圧倒的な開発力を背景に高度な予約最適化エンジンをクラウドベースで提供し、医療機関の戦略的経営ツールに発展しました。2023年には東京都内で予約システムとして成長率1位を獲得しており(※4)、多くの医療機関に導入されています。予約最適化とあわせて様々なオプションサービスを組み合わせ、個々の医療機関に合わせたカスタマイズにより医療機関の収益向上に貢献しています。「予約・受付・問診・診察・会計」の作業をシステム化し医療現場の業務効率化と患者利便性の向上が実現できます。

(※4)ミーカンパニー株式会社提供 SCUELデータベース調べ

【GMOリザーブプラス株式会社について】

医療特化型予約管理システム「メディカル革命 byGMO」をはじめ、歯科向け予約管理システム「Dentry byGMO」や動物病院向け予約管理システム「Animary byGMO」の開発および販売を通じて、「医療機関の予約管理の効率化」「医療機関の経営改善」「集患のサポート」の実現を目指しています。さらに、近年ではAIやロボットの研究開発にも取り組んでおり、「深層学習によるキャンセル率の予測」「人型ロボットによる医院受付の自動化」などを実現しています。
GMO-RPは「時間はデザインできる 医療経営にイノベーションを」をミッションに掲げ、医療機関の経営改革を加速させてまいります。

  • 【サービスに関するお問い合わせ先】

    ●GMOリザーブプラス株式会社
     E-mail: press@medical-reserve.co.jp

  • 【報道関係お問い合わせ先】

    ●GMOペイメントゲートウェイ株式会社
     企業価値創造戦略統括本部 広報部
     お問い合わせ:
     https://contact.gmo-pg.com/m?f=767
     ※GMOイプシロン株式会社は、GMOペイメントゲートウェイ株式会社の連結会社です。

    ●GMOインターネットグループ株式会社
     グループ広報部PRチーム 新野
     TEL:03-5456-2695
     お問い合わせ:https://www.group.gmo/contact/press-inquiries/

会社情報

  • GMOリザーブプラス株式会社

    所在地 東京都渋谷区道玄坂1-14-6 ヒューマックス渋谷ビル(受付7階)
    代表者 代表取締役社長 福眞 総一郎
    事業内容 ・医療予約システム(医科・歯科)
    ・ロボット・AIの開発・運営
    ・予約システムのOEM提供
    ・予約システムプラットフォームの提供
    ・他業種予約システムの提供(英会話スクール予約、料理教室スクール予約、鍼灸予約システムなど)
    資本金 1億34百万円
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