2023年6月15日

完全DIY型アンケートプラットフォーム「GMO Ask」に
AI活用機能「調査票AIサポート(β版)」を搭載
~「ChatGPT API」利用で業務効率化と調査クオリティの向上を両立~

  • GMOリサーチ株式会社

 GMOインターネットグループで、インターネットリサーチ事業を展開する GMOリサーチ株式会社(代表取締役社長:細川 慎一 以下、GMOリサーチ)は、運営している完全DIY型アンケートプラットフォーム「GMO Ask」において、OpenAIが提供する「ChatGPT API」を活用し、AIが調査票の案を作成することで、ユーザーの作業を補助・効率化する機能「調査票AIサポート(β版)」を、2023年5月25日(木)より搭載いたしました。
 GMOリサーチは、AI技術をアンケートプラットフォームに導入することで、アンケート作成の効率化とさらなる調査品質向上の両立を実現してまいります。

【「GMO Ask」について】(URL:https://gmoask.jp

 「GMO Ask」は、アンケート調査の回収予測から「Google Forms®」アンケートを利用した配信・回収までをオンライン上で完結できるセルフ型アンケート調査ツールです。多くの人にとってなじみのある「Google Forms®」のアンケートと連携し、GMOリサーチが提供する国内最大級約3,073万人(※1)のパネルネットワーク「JAPAN Cloud Panel」に配信することで、大規模調査や条件の難しいニッチなターゲットへのアプローチを”気軽に・簡単に”実施することができます。
 「GMO Ask」は、将来的にGMOリサーチが保有するアジア最大級のパネルネットワーク「ASIA Cloud Panel」(※2)との連携も予定しています。これにより、アジア16の国と地域、約5,506万人(※3)へのアンケート配信を実現し、日本国内のみならず海外調査にも幅広く対応する予定です。

(※1)2023年6月時点。 
(※2)インターネットリサーチサービス「GMOリサーチ・クラウド・パネル」におけるアジア地域に特化した消費者パネルの総称。
(※3)2023年6月時点。

【「調査票AIサポート(β版)」とは】

 「調査票AIサポート(β版)」は、OpenAIが提供する「ChatGPT API」を利用した、アンケート調査票の作成補助機能です。専用フォームに調査したいテーマと設問数を入力すると、AIが調査票の案を提案します。ユーザーは、提案された調査票の案をCSVファイル形式でダウンロードし、利用することができます。
 「AI調査票サポート機能(β版)」は、ユーザーの調査票作成にかける時間や労力を大幅に削減するだけでなく、オンライン上の莫大な情報をもとに設問の構成や選択肢を編み出すことに加えて、AIが強みとする情報量や、高度な自然言語理解能力をいかした文章校正などによって、アンケートのクオリティ向上にも貢献します。

【「調査票AIサポート(β版)」開発の背景】

 「GMO Ask」は、セルフ型のアンケートサービスとして、アンケート調査におけるモニターへのアンケート配信・回収をサービスとして提供してまいりました。
 しかし、モニターへのアンケート配信・回収以外の部分をユーザー自身で進められる“セルフ型”であることは、調査に慣れているユーザーからは、スピーディーに調査ができる点を評価をいただく一方で、調査が初めてのユーザーからは調査設計や調査票の作成についての相談をいただくことが多くありました。このため、「GMO Ask」をより多くのユーザーにとって使いやすいサービスにするにはサポート範囲の拡大が課題となっていました。そこで、AIテクノロジーを活用したサポート機能の開発研究に着手し、その第二弾(※4)として、今回の「調査票AIサポート(β版)」を開発いたしました。

(※4)第一弾リリース:完全DIY型アンケートプラットフォーム「GMO Ask」、「ChatGPT API」を利用した「AI Report機能(β版)」を提供開始 ~AIテクノロジーを活用し、ユーザーの調査業務を効率化~(https://gmo-research.jp/pressroom/press-release/press-release-20230606

【今後の展開】

 「調査票AIサポート(正式版)」のリリースは2023年10月を予定しています。現状の「調査票AIサポート(β版)」は、調査票の案をCSVファイル形式でダウンロードして使用できる無料のサポート機能です。今後リリース予定の「調査票AIサポート(正式版)」では、有料オプションとしてAIが提案した調査票案をもとにアンケート画面を自動で作成する機能を追加する予定です。
 「調査票AIサポート(β版)」は、「GMO Ask」のコンセプトである「“聞きたい”を誰でも、手軽に、簡単に」を具現化する機能の1つとして開発されました。今後もGMOリサーチは、AI技術の活用にとどまらず、最先端技術を活用し、ユーザーからのフィードバックをもとにさらなるサービスの改善や機能拡充を図ってまいります。

【GMOリサーチについて】

 GMOリサーチは「想いを、世界に」をフィロソフィーに掲げ、企業と生活者の関係の再構築を実現する、新しいマーケティング・ソリューション・プラットフォームを普及させる事業を展開しております。
 アジア16の国と地域で、約5,506万人の消費者にインターネットリサーチが可能なパネルネットワーク「ASIA Cloud Panel」のネットワークを活用して、日本のみならず世界各国の企業から調査依頼を受けています。

  • 【サービスに関するお問い合わせ先】

    ●GMOリサーチ株式会社
     営業開発部 小林
     TEL:03-5459-5565
     E-mail:info@gmo-research.jp

  • 【報道関係お問い合わせ先】

    ●GMOリサーチ株式会社
     グローバル経営管理本部 白鳥
     TEL:03-5962-0037(代表)

    ●GMOインターネットグループ株式会社
     グループコミュニケーション部 広報担当 青柳
     TEL:03-5456-2695  E-mail:pr@gmo.jp


会社情報

  • GMOリサーチ株式会社

    株式情報 東証グロース(証券コード3695)
    所在地 東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー
    代表者 代表取締役社長 細川 慎一
    事業内容 インターネットリサーチ事業
    資本金 2億9,903万円
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