2022年4月5日

銀行・カード会社など金融機関のBaaSを支援する
「GMO-PG プロセシングプラットフォーム」に3つの新サービスを追加

~ASPサービスの提供を通し、BaaSや金融ビジネス展開の実現を支援~

  • GMOペイメントゲートウェイ株式会社

 GMOインターネットグループにおいて、総合的な決済関連サービス及び金融関連サービスを展開するGMOペイメントゲートウェイ株式会社(東証プライム:証券コード 3769、代表取締役社長:相浦 一成 以下、GMO-PG)は、銀行・カード会社など金融機関のBaaS(Banking as a Service)(※1)を支援するASPサービス「GMO-PG プロセシングプラットフォーム」に、新たに「イシュイングゲートウェイサービス」「ネットワークサービス」「FEP(※2)サービス」の3つの新サービスを本日2022年4月5日(火)より提供開始いたします。

<「GMO-PG プロセシングプラットフォーム」に追加するサービス>

イシュイングゲートウェイサービスカード番号管理・ブランドネットワーク接続といった
各種カードのイシュイングに必要な機能を提供するサービス
ネットワークサービス金融・カードビジネス展開に必要となる各ネットワークとの対外接続を提供するサービス
FEPサービスカード取引等に必要な対外接続機能とオーソリゼーション機能
などを提供するサービス


(※1)金融ライセンスを持つ機関が金融機能をサービス(API)として提供すること。
(※2)「Front End Processor」の略。カード会社が外部ネットワークの接続に際し必要となるシステム。


【背景と概要】

 銀行やカード会社などの金融機関はキャッシュレス社会を創出するため、金融機能をサービスとして提供するBaaSへの取り組みを強化しており、GMO-PGではこのBaaSを支援する「GMO-PG プロセシングプラットフォーム」を2017年より提供しています。
 昨今、銀行・カード会社等の金融機関がシステム変更の実施や新規に事業を立ち上げる場合、事業開始までにスピード感が求められながらも、セキュリティ対策への多くの投資・システムの安定性が求められているのが現状です。
 このような背景のもとGMO-PGは、銀行・カード会社等の金融機関や金融機能を保有している事業者が、新たな金融サービス展開や金融事業全体にかかるコストを削減できるよう、「GMO-PG プロセシングプラットフォーム」に3つの新サービスを追加しました。

■イシュイングゲートウェイサービス
 自社基盤や既存金融機能を活用してより簡便にイシュイングビジネスを展開できるよう、カード番号管理・ブランドネットワーク接続・ベンダー接続といった各種カードのイシュイングに必要な機能を提供するサービスです。本サービスを利用することで、クレジットカード・デビットカード・プリペイドカードの発行を新たに行う際に、自社のシステム保有資産を活用して新たな決済インフラを構築することが可能です。またカード情報はGMO-PGが管理するため、PCI DSSへの対応範囲を極小化でき、イシュイングビジネスにおけるセキュリティ対応負荷の大幅な軽減を実現いたします。

■ネットワークサービス
 金融ビジネス展開に必要なネットワークや関連サービス事業者との接続(イシュア・アクワイアラ・国際ブランド・信用情報機関・銀行・印刷会社・TSP(※3)など)を提供するサービスです。GMO-PGが各ネットワークの仕様に合わせて接続するため、例えば、各ネットワークや関連サービス事業者と直接接続を行うことが可能となり、コスト削減や多様なインターフェイスとの接続が容易に実現いたします。また接続先の追加も随時できるため、廉価に複数の接続を実現いたします。

(※3)「Token Service Provider」の略で、カード番号とトークンを変換するシステムを提供する事業者のこと。

■FEPサービス
 カード取引等に必要な対外接続システムとオーソリゼーション機能を提供するサービスです。高い処理能力と可用性により、取引量の増加に対しても、基幹システムへの負荷を抑えたシステムの安定稼働を実現いたします。

 また、今後「GMO-PG プロセシングプラットフォーム」では、自社経済圏における後払い決済インフラを構築できるソリューションの追加など幅広く提供サービスの拡張をしてまいります。

【「GMO-PG プロセシングプラットフォーム」について】

(URL: https://www.gmo-pg.com/service/processing/
 2017年よりGMO-PGは、銀行・カード会社など金融機関のBaaSや新たな金融ビジネス展開を支援する「GMO-PG プロセシングプラットフォーム」を提供しています。
 「GMO-PG プロセシングプラットフォーム」は、対面・非対面(EC)問わず、各種カード(クレジットカード・デビットカード・プリペイドカード・ハウスカード)のイシュイング・アクワイアリングをサポートする5つの決済ソリューションと、ネットワークへの接続や業務管理などの共通基盤からなります。
ソリューション・共通基盤はすべてAPIで提供するため、事業開始までのスピード感を落とすことなく利用できます。また、GMO-PGのオンライン取引実績に元づくノウハウ、知見を活かし、事業者にかかる事業全体のコストを削減することが可能です。
 なお、GMO-PGのシステムは、クレジットカードのグローバルセキュリティ基準「PCI DSS」に完全準拠しております。

【GMOペイメントゲートウェイ株式会社について】

 ネットショップなどのオンライン事業者、NHK、国税庁や東京都等の公的機関など10万店舗以上の加盟店に、総合的な決済関連サービス及び金融関連サービスを提供しています。決済サービスを中心に、加盟店の成長に資する付加価値サービス、金融技術を活用した決済手段や資金ニーズに対応するサービスを提供し、年間決済処理金額は8兆円を超えています。(2021年12月末現在、連結数値)
 決済業界のリーディングカンパニーとして、キャッシュレスやDXを進める事業会社や金融機関に対して、各種決済・金融関連のソリューションやプラットフォームの提供、決済インフラの構築などを行っています。また、海外での決済関連サービス展開や海外の先端FinTech企業への戦略的投融資などグローバル展開も進めています。今後も新たなイノベーションを牽引し、持続可能な社会の実現と社会の進歩発展に貢献してまいります。

  • 【サービスに関するお問い合わせ先】

    ●GMOペイメントゲートウェイ株式会社
     イノベーション・パートナーズ本部
     戦略営業統括部
     デジタルトランスフォーメーション戦略部 
     プロセシングGr
     TEL : 03-3464-2323
     E-mail: info@gmo-pg.com

  • 【報道関係お問い合わせ先】

    ●GMOペイメントゲートウェイ株式会社
     企業価値創造戦略 統括本部 広報・UX部
     TEL: 03-3464-0182
     お問い合わせフォーム:
     https://contact.gmo-pg.com/m?f=767

    ●GMOインターネット株式会社
     グループコミュニケーション部 広報担当 松井
     E-mail:pr@gmo.jp

会社情報

  • GMOペイメントゲートウェイ株式会社

    株式情報 プライム(証券コード3769)
    所在地 東京都渋谷区道玄坂1-2-3 渋谷フクラス(総合受付15階)
    代表者 代表取締役社長 相浦 一成
    事業内容 総合的な決済関連サービス及び金融関連サービス
    資本金 133億23百万円(2021年9月末現在)
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