2020年5月13日

AIでメーター点検業務をミスなく楽にする「hakaru.aiハカル エーアイ byGMO」
管理システムにメーター点検機能を実装できる汎用APIを提供開始

  • GMOクラウド株式会社

 GMOインターネットグループのGMOクラウド株式会社(代表取締役社長:青山 満 以下、GMOクラウド)は、メーターをスマートフォンで撮影するだけで、AIが画像を認識して値を読み取り、自動で台帳記入まで行う「hakaru.aiハカル エーアイ byGMO(以下、hakaru.ai)」(URL:https://iot.gmocloud.com/hakaru-ai/ )において、汎用API(※1)を本日2020年5月13日(水)より提供開始いたしました。
 これにより、製造・設備、ビル管理の現場向けに管理システムを提供する企業は、提供システムにAPIを組み込むことで、「hakaru.ai」のメーター読み取り点検機能を実装させることができます。
 今後は、2020年内を目処に、「hakaru.ai」で管理している点検データを、APIを通じて外部システムに取り込める機能を実装予定です。

(※1) APIは、アプリケーション・プログラミング・インターフェースの略で、機能やデータをほかのアプリケーションから呼び出すための接続口やその仕組みを指します。

 

【「hakaru.ai」汎用API提供開始の背景】

 GMOクラウドが20191月に製品版として提供開始した「hakaru.ai」は、工場やビルなどにある既存のメーターと、個別に発行したQRコードを一緒にスマートフォンで撮影するだけで、AIによる画像認識でメーターの値を読み取り、自動で台帳記入まで行うサービスです。

 昨今、企業においてはIoTの活用やDX(デジタルトランスフォーメーション)の取り組みが求められるなか、製造現場、ビル・ファシリティーの点検業務や、温度計、血糖値の測定などの場面におけるメーター点検では、今もなお目視による確認と手作業での記録に頼っているのが現状です。そのため、こうした点検管理システムを提供する外部企業からは、「hakaru.ai」のメーター数値読み取り機能を管理システムに実装したいというご要望が数多く寄せられていました。

 そこでGMOクラウドは、現場でのメーター読み取りの業務における省力化・効率化に「hakaru.ai」を活用いただけるよう、外部の管理システム・アプリケーションに「hakaru.ai」のメーター読み取り機能を組み込めるAPIを提供することといたしました。

 

【「hakaru.ai」汎用APIについて】

 製造・設備管理の現場で利用されている管理システムを提供する企業は、「hakaru.ai」の汎用APIを管理システムに組み込むことで、AIによる画像認識でメーターの数値を読み取る「hakaru.ai」の点検機能を実装させることができます。また、読み取った点検データは管理システムにも同期されるので、管理システム内の他のデータと合わせた分析も可能となります。また、APIは汎用型として提供することで、大掛かりな個別開発を要さずに既存のシステム・アプリケーションに組み込むことが可能となり、点検用のタブレットやドローン、スマートグラスなど、さまざまなサービス事業者にご活用いただけます。

 今後「hakaru.ai」汎用APIは、2020年内を目途に「hakaru.ai」で管理している点検データを外部システムに取り込める機能を実装予定です。

<汎用APIの概要>

対象

・点検業務アプリや台帳など、管理システム・アプリケーションを提供している事業者

・カメラ、ドローン、スマートグラスなど、デバイスサービスを扱う事業者
組み込める機能

・スマートフォンで撮影するだけで、AIがメーターの値を読み取る機能

・読み取った点検数値の取り込み機能

読み取り対応

メーター

hakaru.ai」で読み取り対応している全メーター(現在6種類)

API利用方法 システム提供会社において、「hakaru.ai」アカウント(最大約1か月無料利用可)をご登録の上、お問い合わせ窓口よりご連絡ください。

 

 

【「hakaru.ai byGMO」について】

https://iot.gmocloud.com/hakaru-ai/

hakaru.ai」は、工場やビルなどにある既存のメーターと、個別に発行したQRコードを一緒にスマートフォンで撮影するだけで、AIがメーターの値を読み取り、台帳記入が自動でできるサービスです。

工場などの稼働・管理に欠かせない点検業務においては、メーターを目視で読み取り・手書きで紙台帳に記録し、数値をExcelなどの台帳に転記して管理する方法が一般的ですが、「hakaru.ai」では、メーターを撮影するだけで、こうした煩雑な業務をすべて自動で行います。これにより、作業時間の最大82%の削減を実現しています(ご利用企業実績)。また、異常値を検出すると管理者へhakaru.ai」が素早く自動通知するため、人的に行うことによる業務の一時中断や、連絡事項の伝え漏れのリスクを防ぐことが可能です。さらに、メーターの画像をクラウドサーバー上に保存しておけるので、いつでも閲覧ができ、点検のエビデンスとしてもご利用いただいています。スマートメーターへの付け替えがさまざまな理由で困難な状況において、大きな設備投資や工場の一時停止をせずに導入することができる、画像解析AIを実装したサービスです。

 

 

【「GMOクラウド株式会社」とは】

ホスティング事業として1996年にサービスを開始して以来、国内およそ6,700社の販売代理店を有し、11万を超える法人のお客様のサーバー運用実績を持ちます。現在はクラウド事業を主軸に、国内・海外の企業に向けて最適なITインフラを提供しています。また、2017年からはAI/IoT事業にも注力しており、自動車向けIoTソリューションの開発や、画像解析AIを使ったサービスを提供するほか、一般社団法人 リテールAI研究会(https://retail-ai.or.jp/ )に正会員として所属。各種小売・メーカー企業が実際に抱えている課題のより良い解決に向けて尽力しています。さらに、連結会社のGMOグローバルサイン株式会社が中心となり展開する「GlobalSign」の電子認証サービスは、SSLの国内シェアが4年連続でNo.1(※2で、欧米やアジア地域、中東地域など世界10ヵ国・地域の拠点を通じて世界に広がっています。

 

(※2Netcraft社の「SSL Survey」より(20193月時点)

  • 【サービスに関するお問い合わせ先】

    ●GMOクラウド株式会社 hakaru.aiサービスデスク
    TEL:0800-1234-250
    お問い合わせフォーム:
    https://form.gmocloud.com/iot/hakaru-ai/contact/

  • 【報道関係お問い合わせ先】

    ●GMOクラウド株式会社 社長室 広報担当 遠藤・松下
    TEL:03-6415-6100 FAX:03-6415-6101
    E-mail:pr@gmocloud.com

    ●GMOインターネット株式会社
    グループコミュニケーション部 広報担当 石井・高橋
    TEL:03-5456-2695 E-mail:pr@gmo.jp

会社情報

  • GMOクラウド株式会社

    株式情報 東証一部(証券コード3788)
    所在地 東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー
    代表者 代表取締役社長 青山 満
    事業内容 ■クラウド・ホスティング事業
    ■セキュリティ事業
    ■ソリューション事業
    資本金 9億1,690万円
  • GMOインターネット株式会社

    株式情報 東証一部(証券コード9449)
    所在地 東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
    代表者 代表取締役会長兼社長 グループ代表 熊谷 正寿
    事業内容 ■インターネットインフラ事業
    ■インターネット広告・メディア事業
    ■インターネット金融事業
    ■暗号資産(仮想通貨)事業
    資本金 50億円
TOP