2019年11月7日

1日約1,000杯、年間約2.5tのプラスチックごみを削減
社内カフェの「脱プラスチック」を開始
~ プラスチック製ストロー・カップを11月から順次廃止 ~

  • GMOインターネット株式会社

 GMOインターネットグループは、海洋汚染につながるプラスチックごみの削減を目的に、2019年11月11日(月)より社内カフェにおけるプラスチック製ストローの使用を原則廃止(※1)するとともに、これまで使用していたプラスチック製カップを紙製の代替品へ順次切り替えてまいります。
 これにより、年間約2.5t(※2)のプラスチックごみの削減が見込めるほか、プラスチックごみの焼却時に排出されるCO2排出量の削減が期待できます。
 GMOインターネットグループはこれを皮切りに、環境省による海洋プラスチックごみの削減を推進するキャンペーン「プラスチック・スマート」に参加し、社内カフェにおける「脱プラスチック」に取り組んでまいります。

(※1)ストローの利用が必要な方のための用意はございます。  (※2)当社調べ。

【本取り組みの背景と概要】

 世界のプラスチック生産量は、1964年の1億5,000万tから2014年の31億1,000万tへと過去50年間で20倍以上に急増しており、毎年約800万tのプラスチックごみが海洋に流出していると言われています(※3)。これらのプラスチックごみによる海洋汚染や生態系へ及ぼす影響が世界的に深刻化している中、日本における1人あたりのプラスチック廃棄量は世界第2位(約32kg/年)(※4)となっています。
 GMOインターネットグループでは、働くパートナー(従業員)向けに2011年6月からコミュニケーションスペース「シナジーカフェ GMO Yours(以下、GMO Yours)」を設け、朝食やランチビュッフェ、ドリンクなどを毎日無料で提供しています。「GMO Yours」に設置されている社内カフェでは、プラスチックごみを削減するため、開設当初からマイカップの使用を推奨しています。しかし、ご来社いただいたお客様などマイカップを持たない場合については、使い捨てのプラスチック製カップでドリンクを提供しています。そして、その提供数は1日あたり約1,000杯と、1日のカフェ利用件数の約25%を占めています。
 そこでGMOインターネットグループは、社内カフェで提供しているストローやカップをはじめとするプラスチック製品の廃止、または代替品への切り替えを順次行い、「脱プラスチック」に取り組むことといたしました。なお、2019年12月5日にオープン予定の第2本社の「GMO Yours」では、オープン時から紙製のものを使用します。

(※3)2016年1月 World Economic Forum『The New Plastics Economy Rethinking the future of plastics』
(※4)2018年6月 UNEP『Single-use Plastics: A roadmap for Sustainability』


■「脱プラスチック」に向けた実施内容
 以下を実施することで、年間約2.5tにおよぶプラスチックごみの削減が見込まれます。また、これに伴いプラスチックごみの焼却に由来するCO2排出量を、約478本の杉が1年間に吸収するCO2量(※5)に相当する約6.7t-CO2(※6)抑えることができます。2019年11月11日(月)より順次、実施していきます。

<2019年11月より順次実施>
・ストローの原則廃止
・プラスチック製のドリンクカップを紙製のものに変更
<今後の予定>
・紙製カップの印刷には環境に優しい水性インク(※7)を使用
・ランチビュッフェのテイクアウト用容器を紙製のものに変更
・ランチビュッフェのテイクアウト用カトラリーをバイオプラスチック製のものに変更
・ランチビュッフェのテイクアウト用ビニール袋をバイオプラスチックが含まれているものに変更


(※5)年間平均吸収量14kg/本(環境省・林野庁『地球温暖化防止のための緑の吸収源対策』)
(※6)環境省『温室効果ガス排出量計算のための算定式及び排出係数一覧』に基づき算出。
(※7)従来の油性インクに比べ、大気汚染物質である揮発性有機化合物(VOC)の含有量が極めて低い。

【今後の取り組みについて】

 今後はプラスチック製品の使用廃止にとどまらず、現在「GMO Yours」においてほぼ実現できている“食料廃棄ゼロ”を渋谷フクラスの第2本社内にオープンする「GMO Yours」でも徹底していくことや、パートナーの3R行動を促進する社内の意識改革に向けた活動も検討してまいります。
 GMOインターネットグループは、今後も事業活動を通じてお客様の「笑顔」「感動」を創造していくとともに、人権やコンプライアンス、環境への配慮、地域社会との共生など、世の中になくてはならない企業として社会に対する責任を果たすことに努め、ひいては持続可能な社会の創造に貢献してまいります。

■GMOインターネットグループでは、「マイカップ」の使用を推奨しています。

  • 【報道関係お問い合わせ先】

    ●GMOインターネット株式会社
     グループコミュニケーション部 広報担当 石井・蕪木
     TEL:03-5456-2695 E-mail:pr@gmo.jp

会社情報

  • GMOインターネット株式会社

    株式情報 東証一部(証券コード9449)
    所在地 東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー
    代表者 代表取締役会長兼社長 グループ代表 熊谷 正寿
    事業内容 ■インターネットインフラ事業
    ■インターネット広告・メディア事業
    ■インターネット金融事業
    ■仮想通貨事業
    資本金 50億円
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