2015年9月7日

中国最大規模の消費者パネルを保有する
()Igniteイグナイト Visionビジョン Holdings(ホールディングス)社と資本・業務提携を実施
~中国500メディア・3,000万人の会員と連携を図り、消費者パネルを拡大~  

  • GMOリサーチ株式会社

 GMOインターネットグループのGMOリサーチ株式会社(代表取締役:細川 慎一 以下、GMOリサーチ)は、本日2015年9月7日(月)に、連結子会社であるGMO RESEARCH Pte. Ltd.を通じて、中国最大規模の消費者パネルを持つIgnite Vision Limited社(以下Ignite Vision社)の純粋持ち株会社Ignite(イグナイト) Vision(ビジョン) Holdings(ホールディングス)社と、中国国内および海外から中国へのインターネット調査の普及・拡大を目的とした資本・業務提携契約を締結いたしました。
 本提携により、2015年10月を目処にGMOリサーチの中国消費者パネル*1)China(チャイナ) Cloud(クラウド) Panel(パネル)」にIgnite Vision社のパネルを統合するため、より多くの中国の消費者から調査対象(モニター)を抽出でき、さらに正確な調査の実施が可能となります。
 また、GMOリサーチのDIY型リサーチシステム「GMO Market(マーケット) Observer(オブザーバー)」からも、「China(チャイナ) Cloud(クラウド) Panel(パネル)」が保有する消費者に対してアンケート調査が実施できます。
*1)パネルとは、モニターの集合体。モニターとは、アンケート協力の承諾を得ている会員一人ひとりのこと。
 
【資本・業務提携の背景と概要】
 近年、マーケティング・リサーチにおけるインターネット調査の占有率は、日本国内では46%(*2)と半数近くを占めているのに対し、中国ではまだ一般的でなく、一部の企業や団体のみが利用している状況です。しかし、GMOリサーチの中国法人における同国のインターネット調査の売上高は、前年比200%以上の増加と急成長しています。こうした急成長の背景には、市場調査の手法が従来主流であった郵送調査やグループインタビュー等から、より安価に短期間で行えるインターネット調査へと急速にシフトしていることがあると考えられます。
 そこでGMOリサーチは、より効果的に調査を行える環境を整備することで、中国国内をはじめ、日本を含む海外から中国に向けたインターネット調査の普及・拡大を推進するべく、連結子会社であるGMO RESEARCH Pte. Ltd.を通じて、中国でインターネット調査事業および広告事業を行うIgnite Vision 社の純粋持株会社、Ignite Vision Holdings社と資本・業務提携いたしました。Ignite Vision社は、中国国内の500を超えるメディア(媒体)ネットワークによる消費者パネルを有しており、3,000万人を超えるモニターへのリーチが可能となっています。
 今後GMOリサーチとIgnite Vision Holdings社は、サービスの連携を進め、両社の強みを活かしたパネル・サービスの強化に努めてまいります。
(*2)出典:日本マーケティング・リサーチ協会「GLOBAL MARKETING RESEARCH LANDSCAPE-ESOMAR INDUSTRY REPORT 2014 -」より
(*3)GMOリサーチ 中国法人調べ(2015年8月)
 
■「China(チャイナ) Cloud(クラウド) Panel(パネル)」の大幅拡大
 GMOリサーチは、Ignite Vision Holdings社との資本・業務提携によって、Ignite Vision社の消費者パネルの独占販売権を取得いたしました。今後、2015年10月を目処に同パネルをGMOリサーチの中国消費者パネル「China Cloud Panel」に統合・管理する予定です。これにより「China Cloud Panel」のモニター数が大幅に拡大し、中国国内最大規模の消費者パネルとなります。
またIgnite Vision社は、中国2位の携帯キャリア「China Unicom(ユニコム)」の会員向けスマートフォンアプリ「mail.wo.cn」との業務提携を進めているため、今後さらなるモニター数の増大が期待できます。
 一方、Ignite Vision社においても、パネル管理の負担が削減できるため、プロモーション事業に専念することが可能となります。
 
■「GMO Marketマーケット Observerオブザーバー」との連携
Ignite Vision社のパネル統合後は、DIY型リサーチシステム「GMO Market Observer」からも同パネルのモニターへ調査を実施することが可能となります。「GMO Market Observer」にはモニターの回答率を高精度に予測するエンジンが搭載されているほか、抽出したモニター属性を管理することができるので、短期間で質の高い調査を行うことができます。
 
GMOリサーチ株式会社について】
GMOリサーチは、従来通りの市場調査手法はもちろん、MROCやアイトラッキング、スキャナマインドなど、最先端の技術と手法を駆使した市場調査サービスを提供しております。現在、アジア13カ国で約1,700万人の消費者にインターネットリサーチが可能な「ASIA(アジア) Cloud(クラウド) Panel(パネル)」を利用したインターネットリサーチのほか、マーケターの調査をサポートするDIY型インターネットリサーチツール「GMO Market(マーケット) Observer(オブザーバー)」を提供しております。
アジア最大規模の調査対象者とDIY型インターネットリサーチツール2つのサービスを通じて、当社はアジアの生活者のニーズを世界中の企業にご提供し、さらなるインターネットリサーチの発展に貢献してまいります。
 
【参考URL】
■「ASIA Cloud panel」 URL:http://www.gmo-research.jp/acp
■「GMO Market Observer」 URL:http://www.gmo-research.jp/rsp
Ignite Vision社コーポレートサイト  URL: http://www.ignite-vision.com/homepage/
■「mail.wo.cn」  URL: http://mail.wo.cn/mail/login.action


【報道関係お問い合わせ先】
GMOリサーチ株式会社 マーケティング部 担当 白鳥
TEL:03-5962-0037(代表) 
E-mail:[email protected] 

●GMOインターネット株式会社  グループ広報・IR部 石井・島田
TEL:03-5456-2695 E-mail:[email protected]
GMOリサーチ株式会社】(URL:http://www.gmo-research.jp/
会社名GMOリサーチ株式会社 (東証マザーズ 証券コード:3695)
所在地東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
代表者代表取締役社長 細川 慎一
事業内容■インターネットリサーチ事業
資本金2億9,903万円

【GMOインターネット株式会社】(URL:https://www.gmo.jp/
会社名GMOインターネット株式会社 (東証第一部 証券コード:9449)
所在地東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
代表者代表取締役会長兼社長・グループ代表 熊谷 正寿
事業内容■インターネットインフラ事業
■インターネット広告・メディア事業
■インターネット証券事業
■モバイルエンターテイメント事業
資本金50億円
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