2013年9月30日

統合管理型アドプラットフォーム「GMO(ジーエムオー) MARKETING(マーケティング) SUITE(スイート)
41st Parameter社の独自デバイス推定技術「AdTruth(アドトゥルース)」の導入を決定
~ 端末IDやブラウザ起動を必要としないスマートフォン広告効果測定の実現へ ~

  • GMO NIKKO株式会社

 
 GMOインターネットグループでインターネット広告代理事業を展開するGMO NIKKO株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:橋口 誠 以下、GMO NIKKO)は、統合管理型アドプラットフォーム「GMO MARKETING SUITE(ジーエムオー マーケティング スイート)」において、個人を特定できる情報を一切使わないThe 41st Parameter Inc.(以下、米41st Parameter社)の独自デバイス推定技術「AdTruth」の導入を決定しましたので、お知らせいたします。
 「GMO MARKETING SUITE」は、端末IDやCookie*1情報(WEBブラウザの起動)、位置情報など、個人を特定できる情報を一切必要としない、グローバル標準のスマートフォン広告の効果測定サービスを2013年11月から提供開始いたします。これにより、ユーザーのプライバシー保護やユーザビリティに配慮したスマートフォン広告の効果測定が可能となります。
*1: Cookieとは、WEBブラウザを通じて、サイト訪問者のデバイスにアクセス情報(日時・回数)やサイトでの登録情報(ログインID、個人情報など)を一時的に保管する技術。
  
【「AdTruth」導入の背景】
 従来のスマートフォン広告の効果測定では、ユーザーの端末ID情報やCookie情報を使って行うのが一般的です。しかし、端末ID情報を使った広告効果測定は、個人のモバイル端末を特定することが可能な情報のため、その取得はユーザーのプライバシー保護の観点から以前より問題視されていました。また、Cookie情報を使った広告効果測定は、アプリの初回起動時にWEBブラウザを起動して登録情報を取得しなければならず、ユーザビリティの面においても大きなネックとなっていました。
 さらに、近年の欧米のスマートフォン広告効果測定のトレンドでは、Cookie情報を利用しない非Cookie方式が完全に主流となっており、欧米の企業やユーザーにCookie方式の従来型のスマートフォン広告効果測定方法を求めるアプリは受け入れられ難く、海外向けにスマートフォンアプリのプロ―モーションを行う際の隠れた障壁となっています。
こうした課題を解決するため「GMO MARKETING SUITE」では、端末IDやCookieの情報、ブラウザ起動を必要としない独自デバイス推定技術「AdTruth」を導入することといたしました。
 米41st Parameter社の「AdTruth」とは、端末IDなどのユーザーを特定できるような情報やCookie情報を一切収集することなく、デバイスの推定とユーザーのトラッキング(行動追跡)を実現できる技術です。
  これにより、ユーザーのプライバシー保護やユーザビリティに配慮した、グローバル標準の新しい広告効果測定サービスの提供を実現いたします。
  
 今回の導入にあたり、米41st Parameter社のVice President兼AdTruth事業部General ManagerのJames Lamberti氏より以下のコメントをいただいております。

■米
41st Parameter Vice PresidentAdTruth事業部General Manager James Lamberti
 「GMO NIKKO様は、日本のデジタル広告業界において常にリーダーであり革新者です。我々は今回、GMO NIKKO様をAdTruthのパートナーとしてアナウンスできることを誇りに思います。ROIのきわめて高い商品を顧客に提供され続ける彼らの伝統に貢献できることを楽しみにしています。」

【「
GMO MARKETING SUITE」について】
 「GMO MARKETING SUITE」は、複数の広告手法を用いて配信したPC・スマートフォン向け広告の効果を一元管理し、広告予算の配分や配信などを最適化する統合管理型アドプラットフォームです。
 この度、異なるデバイス、メディアの効果バランスが、ひと目で把握できるダッシュボード機能を新たに実装、ネットマーケティング全体のよりスムーズな効果管理が可能になりました。
 
【米41st Parameterについて】
 米41st Parameterは、2004年米国アリゾナ州で設立されたデバイス推定技術の世界的なトップランナーです。現代社会において、ユーザーエクスペリエンスの向上や詐欺行為の防止は、常にビジネス上の課題となっています。
 特許技術と長年培った専門ノウハウを兼ね備える当社ではCookieの環境下にない状況でも、個人のプライバシーに配慮しながら、パフォーマンスに影響を与えることのないデバイス推定技術「AdTruth」を開発しました。41st Parameterのデジタル広告部門「AdTruth」事業部は、2013年上半期において急成長を続け、この半年間に日本をはじめ、ヨーロッパ、中東、アフリカおよびブラジルで事業を展開し、単月で1兆インプレッションをサポートしてきました。今後も「AdTruth」事業部では、企業のマーケティング担当者が最も重要なターゲットへリーチできるよう、かつプライバシーに準拠し、安全なインターネット利用を実現するために、今後もより良いソリューションを提供していきます。
 
 
GMO NIKKO株式会社について】
 GMO NIKKOは、インタラクティブマーケティングを強みとする総合インターネット広告会社です。生活者のメディア接触の場面をライフスタイルの変化に合わせて多角的に捉え、Webサイトを軸とするコミュニケーション「企画」をもとに、クライアントの課題解決につながる施策を総合的に組み合わせ、企業と生活者が「互いにモチベーションを高めあう関係」を創ります。
 

【サービスに関するお問い合わせ先】

GMO NIKKO株式会社 マーケティング本部 担当:谷本・神津

TEL03-5456-6650 FAX03-5456-6651 E-mail[email protected] 



【報道関係お問い合わせ先】
◆GMOアドパートナーズ株式会社  グループ社長室
TEL:03-5457-0916 FAX:03-5728-7701  E-mail:[email protected]

◆GMOインターネット株式会社  グループ広報・IR部 細田・石井
TEL:03-5456-2695 FAX:03-3780-2611  E-mail:[email protected]

GMO NIKKO株式会社】 (URLhttp://www.koukoku.jp/
会社名GMO NIKKO株式会社
所在地東京都渋谷区道玄坂1-16-3渋谷センタープレイス 8
代表者代表取締役社長 橋口
事業内容インタラクティブマーケティングを強みとするインターネット広告会社 (インターネット広告[PC・モバイル]SEMコンサルティング、WEBプロデュース、コミュニケーションプランニング、広告クリエイティブ)

GMOアドパートナーズ株式会社】 (URLhttp://www.gmo-ap.jp/
会社名GMOアドパートナーズ株式会社 JASDAQ 証券コード:4784
所在地東京都渋谷区道玄坂1丁目163号 渋谷センタープレイス9階
代表者代表取締役社長 高橋 信太郎
事業内容インターネット関連広告事業
【GMOインターネット株式会社】 (URL:http://www.gmo.jp/
会社名GMOインターネット株式会社 (東証第一部 証券コード:9449)
所在地東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
代表者代表取締役会長兼社長・グループ代表 熊谷 正寿
事業内容WEBインフラ・EC事業
インターネットメディア事業
インターネット証券事業
ソーシャル・スマートフォン関連事業
TOP