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パソコンのセキュリティソフトの必要性|必要な理由・具体的な役割を解説

「セキュリティソフトは本当に必要なの?」という疑問をお持ちの方もいるでしょう。多くのデバイスにはセキュリティ機能が標準的に備わっているため、セキュリティソフトを導入する必要はないように思えます。

しかし、標準的なセキュリティ機能だけでは、日々進化するサイバー攻撃に対応できない場合があります。より強固なセキュリティ環境を構築し、情報漏洩やマルウェア感染を起こさないためには、信頼できるセキュリティソフトを導入する必要があるのです。

本記事では、セキュリティソフトが必要な理由、具体的な役割、各デバイスの標準機能を詳しく解説します。

目次

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  1. セキュリティソフトの必要性
  2. セキュリティソフトが必要な3つの理由
  3. 社内のセキュリティ対策を強化できる
  4. 高度化する脅威に常に対応できる
  5. セキュリティに関するサポートを受けられる
  6. セキュリティソフトの役割・機能
  7. ウイルス・マルウェアの検知・駆除
  8. 悪質なWebサイトをブロックする
  9. 個人情報の漏洩を防止
  10. パーソナルファイアウォール
  11. Webアクセスフィルタリング
  12. 各デバイス標準搭載のセキュリティ機能
  13. iPhone
  14. Android
  15. Windows
  16. Mac
  17. 高度なセキュリティ対策ならGMOサイバーセキュリティ byイエラエ
  18. まとめ

セキュリティソフトの必要性

セキュリティソフトは、コンピュータウイルスやマルウェアを防ぐためのソフトウェアです。パソコンやスマートフォンに導入しておけば、個人情報の漏洩や不正アクセスのリスクを軽減することが可能です。

オンラインによる業務・活動が増えている現代においては、セキュリティリスクに遭遇する機会が増加傾向にあります。また、サイバー攻撃は年々進化しており、その脅威は深刻化しています。

そんな現代では、個人や企業の資産を守るため、セキュリティソフトの導入が必要不可欠です。ウイルスやマルウェアに感染してからでは手遅れなケースもあります。もしデバイスにセキュリティ機能が備わっていないのであれば、すぐにでもセキュリティソフトを導入すべきだと言えます。

セキュリティソフトが必要な3つの理由

セキュリティソフトが必要な理由は複数考えられます。代表的な以下3つの理由を解説していきます。

  1. 社内のセキュリティ対策を強化できる
  2. 高度化する脅威に常に対応できる
  3. セキュリティに関するサポートを受けられる

各項目を順番に見ていきましょう。

社内のセキュリティ対策を強化できる

一つ目の理由は、社内ネットワークのセキュリティ対策が強化されるためです。これにより、不正アクセスやハッキングなどの危険性が低減します。

▼脅威となる主なサイバー攻撃

  • ランサムウェア
  • 標的型攻撃
  • サプライチェーン攻撃
  • フィッシング
  • ビッシング攻撃

従業員のネットワーク利用状況をモニタリングすることで、セキュリティリスクの早期発見と対応が可能となります。

また、単純に社内のセキュリティ対策を強化できるだけでなく、ソフトウェアやサービスによってはセキュリティコンサルティングを実施しているため、社内リテラシーの向上にも期待できます。

【関連記事】サイバー攻撃34種類の手口と対策|最新の被害事例も紹介

【関連記事】ネットリテラシーとは?重要視される理由と企業が取り組むべき対策

高度化する脅威に常に対応できる

セキュリティ脅威は日々進化し、新しい手口が編み出されているため、常に最新のセキュリティ対策が求められます。その点、セキュリティソフトは日々更新される脅威データベースを有するため、導入すれば最新の脅威に対抗できる可能性が高くなります。

セキュリティソフトの機能性にもよりますが、未知の攻撃パターンでも高い検出率で脅威を発見し、リアルタイムの保護を受けることが可能です。二次感染や被害の拡大を防ぐ上でも役立ちます。

セキュリティに関するサポートを受けられる

セキュリティに関するサポートを受けられることも理由の一つです。多くのセキュリティソフトでは、専門知識を持つプロのサポート対応が提供されています。

プロから的確なサポートを受けることで、セキュリティに関する迅速な問題解決を可能にします。例えば、セキュリティソフトの導入時や問題発生時に、ヘルプデスクやサポートチームから、アドバイスやガイダンスを受け取ることができるでしょう。

特にセキュリティに対して知識や技術を持っていない方は、サポートを受けながら社内のセキュリティ対策を強化することが求められます。

セキュリティソフトの役割・機能

セキュリティソフトの主な役割は、ユーザーやシステムの安全性を確保することにあります。その詳細の役割・機能として、以下5つの項目に分けて解説します。

  1. ウイルス・マルウェアの検知・駆除
  2. 悪質なWebサイトをブロックする
  3. 個人情報の漏洩を防止
  4. パーソナルファイアウォール
  5. Webアクセスフィルタリング

役割の詳細について一つずつ見ていきましょう。

ウイルス・マルウェアの検知・駆除

ウイルス・マルウェアの検知・駆除は最も基本的な役割の一つです。悪意あるソフトウェアやプログラムをリアルタイムで検知し、隔離・削除する役割を果たします。

例えば、メールの添付ファイルとして送られてきたトロイの木馬を検知し、ユーザーに警告するなどがこれに該当します。ウイルスの挙動や特徴を分析し、新種の脅威でも即座に対応することが可能です。

セキュリティソフトの中には、クラウド上での機械学習と連携した検知機能を有するタイプもあります。より効果的にウイルス・マルウェアの検知・駆除が行えます。

【関連記事】マルウェアとウィルスの違いとは?関係性や感染時の見分け方、感染時の対策を解説

悪質なWebサイトをブロックする

ユーザーが悪質なWebサイトにアクセスしようとしたとき、セキュリティソフトは危険なサイトを検知し、アクセスやWebサイトをブロックします。

具体的には、ユーザーがオンラインショッピングをしようとした際、フィッシング詐欺を目的とする偽の支払いページにアクセスすることを防ぐなどの役割が挙げられます。このブロック機能により、ユーザーは安全にインターネットを利用できるようになります。

個人情報の漏洩を防止

個人情報の送信を暗号化し、外部からの傍受を防ぐという役割もあります。送信を暗号化すれば、悪意のある第三者から情報を盗難されるリスクが軽減します。

特に個人情報やクレジットカード情報を取り扱う企業の場合、情報漏洩は今後の経営に大きな損失を与えます。その点、セキュリティソフトによってサイバー攻撃や情報漏洩の対策を行っておけば、大きなトラブルに繋がるリスクを軽減できるのです。

パーソナルファイアウォール

パーソナルファイアウォールとは、ソフトウェアとしてインストールするファイアウォールのことです。コンピュータへの不正なアクセスや攻撃を検知し、通信を遮断する役割を持ちます。

例えば、外部から不正なアクセスを試みようとする通信があった場合、その攻撃者を迅速に検知し、システムへの侵入を未然に防止することが可能です。

なお、デバイスにファイアウォールがすでに搭載されていても、パーソナルファイアウォールのほうが性能的に優れていることがあり、パーソナルファイアウォールを有効化するケースもあります。

【関連記事】ファイアウォールとは?仕組み・種類・機能をそれぞれ解説

Webアクセスフィルタリング

Webアクセスフィルタリングとは、許可されていないWebサイトやコンテンツへのアクセスを制限する機能のことです。

フィッシング詐欺の対策として機能するもので、不適切なサイトやマルウェア感染のリスクが高いサイトへのアクセスを、自動的に制限する役割があります。

各デバイス標準搭載のセキュリティ機能

多くのデバイスには、ユーザーの安全とプライバシーを保護するためのセキュリティ機能が標準で搭載されています。本項では、各デバイスに標準搭載されているセキュリティ機能について紹介していきます。

iPhone

iPhoneにおけるiOSは、App Storeからのアプリのダウンロードを前提としており、保護された環境でのみアプリが動作します。また、Face IDやTouch IDといった生体認証機能も搭載され、デバイスのセキュリティが強化されています。

そのほか、データの暗号化、悪意のあるサイトからの警告機能など、多岐にわたるセキュリティ機能が提供されています。

Android

Androidでは、Google Playを使ったアプリのダウンロードが基本です。安全スキャンやデバイスの暗号化を基本としていますが、オープンソースという性質上、さまざまなアプリが流通します。

そのため、不審なアプリのダウンロードにより、ウイルスやマルウェアに感染する可能性があります。基本的なセキュリティ機能は搭載されていますが、より強固なセキュリティを構築したいなら、セキュリティソフトの導入が推奨されます。

Windows

Windows OSには、標準でWindows セキュリティ(旧Windows Defender)という機能が搭載されています。この機能は、リアルタイムでの保護や定期的なスキャンを行い、ウイルスやマルウェアからユーザーを守る役割を果たします。

そのほか、不要なネットワーク接続や攻撃からのシステム保護、暗号化機能なども備わっているため、セキュリティソフトの導入は必要ないように思われます。しかし、これらは最低限の機能にとどまるため、より強力なセキュリティ対策を行いたいなら、やはりセキュリティソフトの導入は不可欠です。

Mac

MacOSには、Gatekeeper(ゲートキーパー)と呼ばれる保護機能が備わっています。この​セキュリティテクノロジーは、外部からソフトウェアをダウンロードする際に、悪質なコンテンツがないかを確認してくれるものです。

また、アプリケーションにマルウェアが含まれていないかのチェックも実行されるため、サイバー攻撃に遭うリスクはそこまで高くありません。しかし、Macも完璧ではなく、セキュリティソフトの導入により、さらに安全な使用環境を実現できます。

高度なセキュリティ対策ならGMOサイバーセキュリティ byイエラエ

画像引用元:GMOサイバーセキュリティ byイエラエ

各デバイスには標準的にセキュリティ機能が備わっていますが、それだけでは十分なセキュリティ対策とは言えません。「GMOサイバーセキュリティ byイエラエ」を利用すれば、より強固なセキュリティ環境を構築できます。

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まとめ

本記事では、セキュリティソフトが必要な理由、具体的な役割、各デバイスの標準機能について解説しました。

サイバー攻撃は日々進化しており、被害に遭うリスクが増加傾向にあります。そんな現代では、セキュリティソフトの必要性が高まっています。確かに、デバイスごとに高度なセキュリティ機能が搭載されていますが、それだけでは十分なセキュリティ対策とは言えません。

常に変化するサイバー攻撃に対応するためには、信頼できるセキュリティソフトの導入が必要不可欠です。セキュリティソフトではありませんが、セキュリティ対策の強化がしたいなら「GMOサイバーセキュリティ byイエラエ」の利用も検討してみてください。ホワイトハッカーの技術力で、お客様のデバイス・サービスをサポートいたします。

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