2022.09.28

ランチメニューにサステナブル・シーフードを導入

GMOインターネットグループ(代表:熊谷 正寿)は、株式会社LEOC(グループ代表:小野寺 裕司 以下、LEOC)とともに第1本社および第2本社内の「GMO Yours」の運営を行っています。

この度、サステナブル・シーフードを流通・加工段階で取り扱うための認証制度であるMSC CoC認証を取得している事業者のグループにLEOCが2022年5月20日(金)付けで加わったことにより、「GMO Yours」でのサステナブル・シーフード提供開始に至りました。

メニュー第1弾 2022年9月28日(水)提供

持続可能な漁業で獲られた紅鮭をしっとり焼き上げ、彩り豊かな野菜を爽やかなバジルソースとともにいただく「紅鮭のグリルジェノベーゼソース 彩り野菜添え」を1,000食提供いたしました。

MSC認証と取得について

MSC認証は、イギリスのMarine Stewardship Council(海洋管理協議会)による、持続可能な漁業に関する国際的な認証制度です。

持続可能な漁業に対する認証であるMSC漁業認証と、MSC認証水産物が流通・加工段階で、非認証水産物と混じることなく消費者に届くようにすることを目的とするMSC CoC認証の2つで構成されています。

MSC CoC認証を取得するには、Marine Stewardship Councilが定めた規格を満たし、第三者審査機関による厳格な審査をクリアする必要があります。今回、LEOCはMSC CoC認証規格を満たす体制構築と食品加工フローの見直しなどを行い、認証取得事業者のグループに加わりました。

  • MSC認証
    MSC-C-57334-201

「GMO Yours」における食を通じた取り組み

GMOインターネットグループは、コミュニケーションスペース「GMO Yours」において、食を通じてサステナブルな社会の実現に向けた取組を行ってまいりました。

脱プラスチックの取組

海洋汚染につながるプラスチックごみの削減を目的として、2019年11月より「GMO Yours」において提供されるカフェドリンクやお弁当の容器には原則プラスチック製品は使わず、代替品に切り替えるとともに、ドリンクは原則マイボトルとすることで、プラスチックごみを年間2.5t削減しました。

この取組をさらに加速させるべく、2022年3月には、ランチメニュー提供時の使い捨てビニール袋と使い捨てカトラリーを廃止し、オリジナルランチバックの配布を実施しました。これにより、追加で年間1.5t分のプラスチックごみ削減が見込まれています。2022年度中のプラスチックごみゼロを目指し、今後も積極的な施策を展開してまいります。

年間プラスチックごみ排出量の推移

食品ロス削減

「GMO Yours」で提供されるランチメニューは予約制で提供しており、食品ロス削減を実現しています。2021年10月の世界食料デー月間には、ランチの需給調整に徹底的に取り組み、余剰食材ゼロを達成しました。

エシカルコーヒーの提供

主に開発途上国で生産されることの多いコーヒー豆の流通に関して、精製時のゴミ処理による環境問題や不当廉売等が世界的に問題視されています。「GMO Yours」では正当な価格で、倫理的に取引された(フェアトレード)コーヒー豆を使用したエシカルコーヒーの提供を行っています。

「TABLE FOR TWO」対応ランチメニューを開発・提供

GMOインターネットグループとLEOCは、肥満や生活習慣病予防のためにカロリーを抑えた食品が購入されるごとに、1食につき20円の寄付金が開発途上国の子どもの学校給食費に充てられる寄付プログラム「TABLE FOR TWO」に賛同し、これまで数々の対応ランチメニューの開発・提供を行っています。

2021年7月、「GMO Yours」においてLEOCが提供する「TABLE FOR TWO」対応ランチメニュー「からだに嬉しいお野菜ランチ」が「第2回TABLE FOR TWOアワード」の『メニュー・ドリンク部門大賞』を受賞しました。

健康経営に貢献する「ヘルシーメニュープログラム」を実施

GMOインターネットグループのパートナー(従業員)の健康をサポートする、食べ応えのあるヘルシーメニューを提供しています。合成着色料等の人工調味料を使わないという食材ポリシーを定め、量を減らさず食材や調理法を工夫することで、美味しさとヘルシーさを兼ね備えたメニューとなっています。

<食材ポリシー(禁止食材)>

マーガリン、合成着色料、ソルビートル、ソルビット、亜硝酸塩ナトリウム、ショートニング

今後も、GMOインターネットグループとLEOCは、食を通じて人・環境に配慮したサステナブルな取り組みを推進してまいります。