2020年4月28日

クレジットカード決済の不正を防止する「不正防止サービス(Sift)」を
GMO-PGの総合決済サービスで提供開始

~機械学習で不正ルールの自動最適化、不正対策の導入・運用負荷を軽減~

  • GMOペイメントゲートウェイ株式会社
  • マクニカネットワークス株式会社

 日本の組織を狙う脅威を日々解析しセキュリティ対策ソリューションを提供するマクニカネットワークス株式会社(代表取締役社長:池田 遵 以下、マクニカネットワークス)と、GMOインターネットグループにおいて総合的な決済関連サービス及び金融関連サービスを展開するGMOペイメントゲートウェイ株式会社(東証一部:証券コード 3769、代表取締役社長:相浦 一成 以下、GMO-PG)は、Sift, Inc.(CEO:Jason Tan 以下、Sift社)の機械学習を活用したクレジットカード決済不正防止サービス「Siftデジタルトラスト&セーフティスイート(SaaS) (以下、Sift)」に関する代理店契約を締結いたしました。
 「Sift」は、全世界3万4,000のWebサイト・アプリに採用されている実績のあるクレジットカード決済不正防止サービスで、GMO-PGはこれを総合決済サービス「PGマルチペイメントサービス」において、「不正防止サービス(Sift)」として、本日2020年4月28日(火)より提供開始いたします。
 「PGマルチペイメントサービス」をご利用のEC事業者は、「不正防止サービス(Sift)」を導入いただくことで、不正ルールのチューニングといった運用負荷をかけずに、自社ECサイトに最適なクレジットカードの不審な取引の未然防止の対策を実施することが可能となります(※1)

(※1)ご利用には別途契約が必要となります。

【背景と概要】

 日本国内のBtoC EC市場規模は、2018年時点で17.9兆円(前年比8.9%増)と拡大傾向にある(※2)一方、クレジットカードの不正利用による被害額は2019年で273億円を超えており(※3)、EC事業者はアカウントの乗っ取りやなりすましなどへの不正利用対策が求められています(※4)
 このような中Sift社では、消費者の購入情報や不正パターンなどを機械学習することにより、不審なクレジットカードの取引を識別・通知し不正利用を未然に防ぐことを可能にする、クレジットカード決済不正防止サービス「Sift」を2011年からEC事業者向けに提供しています。一方GMO-PGは、総合決済サービス「PGマルチペイメントサービス」をご利用のEC事業者が、自社のECサイトに適したクレジットカード決済の不正防止対策を実施できるよう、様々なタイプの不正防止サービスの取り扱いを進めています。
 そこでGMO-PGは、マクニカネットワークスと「Sift」の取り扱いに関する代理店契約を締結し、本日2020年4月28日(火)より「PGマルチペイメントサービス」をご利用のEC事業者に「不正防止サービス(Sift)」として提供開始いたしました。

■「不正防止サービス(Sift)」の概要
(URL: https://www.gmo-pg.com/service/mulpay/security/sift/
 「不正防止サービス(Sift)」は、日々変化する不正利用の手法に対するルールの最適化を自動で行うため、EC事業者は自社で不正ルールのチューニングを行う必要がなく、自社ECサイトに最適な不正利用対策を行うことができます。自社ECサイトやモバイルアプリに「不正防止サービス(Sift)」のJavaScript(またはMobile SDK)・APIを埋め込み連携させることで簡単に実装できるほか、対策の実施内容が管理画面上で確認できるため、ECサイトにおけるクレジットカード決済不正防止の対策の導入・運用のハードルが下がります。

(※2)2019年5月発表 経済産業省「平成30年度 我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備」
(※3)2020年3月発表 一般社団法人日本クレジット協会「クレジットカード不正利用被害の発生状況」
(※4)「改正割賦販売法」と実務指針である「クレジットカード・セキュリティガイドライン1.0版」では、EC事業者に
    対し、クレジットカードの不正利用対策を求めています。

【「Sift」について】

 Sift社が提供する「Sift」は、機械学習を活用することで、メールアドレスや送り先住所といった消費者の購入情報をもとに不審なクレジットカード取引を識別・通知するセキュリティサービスです。ECサイト・モバイルアプリでのクレジットカード決済時に、瞬時に各取引のリスク評価を判定しEC事業者へ通知するため、アカウントの乗っ取りやなりすまし、盗難されたクレジットカードの利用、偽アカウントの使用といった不正利用による取引を未然に防ぐことが可能となります。
 2011年の提供開始以来、AirbnbやFareportal、Yelp、Twitterといった数々のグローバル企業をはじめ、全世界3万4,000以上のWEBサイトやモバイルアプリに採用されています。

<「Sift」の導入事例先(一例)>

【マクニカネットワークス株式会社について】

 マクニカネットワークスは、数多くの海外企業と提携し、豊富な経験や研究により培ってきたインテリジェンスを元に、最適な最先端テクノロジーを提供する技術商社です。ラインナップはセキュリティやネットワークインフラ、AI、DXなど多岐にわたり、製品の導入から運用・サポートに至るまでの万全なサービスにより、官公庁や教育機関・一般企業など数多くのお客様への導入実績を誇ります。

【GMOペイメントゲートウェイ株式会社について】

 GMO-PGは、ネットショップなどのオンライン事業者、NHK、国税庁や東京都等の公的機関など10万店舗以上の加盟店に、総合的な決済関連サービス及び金融関連サービスを提供しています。決済サービスを中心に、加盟店の成長に資する付加価値サービスを提供し、年間決済処理金額は4兆円を超えています。(GMO-PG連結企業群2019年12月末現在)
 決済業界のリーディングカンパニーとして、日本のキャッシュレス化に貢献するべく、金融機関向けのソリューション提供、後払い決済・レンディングといったFintechサービスの提供、IoTをはじめとする対面分野での決済事業など事業領域を拡大しています。また、海外での決済・金融関連サービスの提供、海外企業との資本業務提携などグローバル展開も進めています。
 GMO-PGは、今後も新たなイノベーションを牽引し、安全性が高く便利な決済プロセスのインフラになることを目指してまいります。

  • 【サービスに関するお問い合わせ先】

    ●マクニカネットワークス株式会社
     Sift製品担当
     E-mail:sift-sales@cs.macnica.net

    ●GMOペイメントゲートウェイ株式会社
     イノベーション・パートナーズ本部
     E-mail:info@gmo-pg.com

  • 【報道関係お問い合わせ先】

    ●マクニカネットワークス株式会社
     広報担当 磯崎
     TEL:070-3660-3014
     E-mail:press@cs.macnica.net

    ●GMOペイメントゲートウェイ株式会社
     企業価値創造戦略 統括本部 広報・UX部
     E-mail:pr@gmo-pg.com

    ●GMOインターネット株式会社
     グループコミュニケーション部 広報担当 石井
     TEL:03-5456-2695 E-mail:pr@gmo.jp

会社情報

  • GMOペイメントゲートウェイ株式会社

    株式情報 東証一部(証券コード3769)
    所在地 東京都渋谷区道玄坂1-2-3 渋谷フクラス(総合受付15階)
    代表者 代表取締役社長 相浦 一成
    事業内容 総合的な決済関連サービス及び金融関連サービス
    資本金 47億12百万円
  • マクニカネットワークス株式会社

    所在地 神奈川県横浜市港北区新横浜1丁目5番5号
    代表者 代表取締役社長 池田 遵
    事業内容 ■企業向けネットワーク
    ■セキュリティ関連ハードウェア・ソフトウェアの輸出入・開発
    ■販売コンサルティング・保守サービスにわたるITソリューションの提供
    資本金 3億円(2020年3月31日現在)
  • GMOインターネット株式会社

    株式情報 東証一部(証券コード9449)
    所在地 東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
    代表者 代表取締役会長兼社長 グループ代表 熊谷 正寿
    事業内容 ■インターネットインフラ事業
    ■インターネット広告・メディア事業
    ■インターネット金融事業
    ■仮想通貨事業
    資本金 50億円
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