2018年12月13日

高セキュリティ&高速「WADAX あんしんWPサーバー」提供開始
~WordPress高速化とセキュリティ運用の最適化を実現~

  • GMOクラウド株式会社

 GMOインターネットグループのGMOクラウド株式会社(代表取締役社長:青山 満 以下、GMOクラウド社)は、WordPress(※1)で構築された複数サイトの高セキュリティ環境と高速化を実現する、WordPress向けサーバー「WADAX あんしんWPサーバー」(URL:https://www.wadax.ne.jp/service/shared-wp/)を、本日2018年12月13日(木)より提供開始いたしました。
 「WADAX あんしん WPサーバー」は、WAF機能(※2)の標準搭載と、WordPressの自動アップデート対応などにより、複数Webサイトでも安全性の高い環境を実現しながら、高速表示にも対応しています。さらに、日本国内では対応しているレンタルサーバーが少ない、表示速度の低下を防ぐ無料CDNサービス『Speed Kit』にも対応しており、これを利用することでさらに最大5倍(※3)の表示速度の高速化が可能となります。
 この度の提供開始を記念して、本日より「WADAX あんしんWPサーバー」を新規でご契約されたお客様を対象に、初期費用3,000円が無料になるキャンペーンを実施いたします。

(※1)HTMLなどのWeb専門知識を持たなくても、簡単にホームページの構築・運営ができるコンテンツマネジメントシステム(CMS)の1つ。
(※2)WAFとは、Webアプリケーションファイアウォールの略で、ウェブアプリケーションの脆弱性を狙った不正アクセスによるウェブサイトの改ざんや情報漏えいを防ぐセキュリティ対策ソフト。
(※3) 2018年12月、自社調べ。同サーバースペックにおいて『Speed Kit』を入れる前と後で、同サイズのWebサイトのレスポンス速度を計測。計測ツールは「Speed Kitパフォーマンステストツール」を使用。

【「WADAX あんしんWPサーバー」提供開始の背景】

■WordPressの抱えるセキュリティリスク
 WordPressは専門知識を持たなくても簡単にWebサイトの構築・運営ができる、世界で最も利用されているオープンソース(※4)CMSです。最近では、企業や事業者のお客様にも利用が広がっています。
 こうした利用者の多いオープンソースは、プログラムのソースコードがWeb上に公開されていることから、脆弱性の発見が早く、修正版がすぐに配布されますが、その一方で、利用者側も即座に修正版へアップデートすることが求められ、これを怠ると、悪意を持った第三者に狙われる危険性が高まってしまいます。
 さらに、昨今のサイバー攻撃の高度化を受けて、WAF機能の導入や、常時SSL(全ページのSSL化)をはじめ、Webサイト運営に求められるセキュリティ対策も上がっています。
 これらの要因から、WordPressで構築したサイトを複数運営している場合、すべてのサイト管理に手が回らない、あるいは対応に漏れがあると、セキュリティリスクが高まります。


■WordPressのWebサイト表示速度の遅延
 WordPressはユーザーのサイトアクセスを受けると、その都度データベースから情報を返してWebサイトを表示する動的サイトのため、コンテンツのボリュームや導入しているプラグインの量などにより表示速度が遅くなりがちです。Webサイトの表示速度が遅くなると、ページの離脱率が上がり、顧客満足度やコンバージョン率の低下を招き、その結果、Googleをはじめ検索エンジンの表示順位(SEO)にも悪影響を及ぼしかねません。こうした表示速度の高速化のためにも、昨今では「常時SSL化」は有効とされており、導入が求められるようになっています。
 こうした中、11万を超える法人のお客様のサーバー運用実績を持つGMOクラウド社は、こうした課題を解決するべく、WordPressで構築された複数サイトの高セキュリティ環境と高速化を実現する、WordPress向けサーバー「WADAX あんしんWPサーバー」を開発いたしました。
(※4)オープンソースとは、プログラムのソースコードを商用、非商用を問わず無料で利用できるソフトウェアです。

【「WADAX あんしんWPサーバー」について】(URL:https://www.wadax.ne.jp/service/shared-wp/

 「WADAX あんしんWPサーバー」は、運営している複数サイトにおける、WordPressの自動アップデートやバックアップに対応している他、高速化にも有効なセキュリティ対策であるSSL導入なども一元管理することができる、高セキュリティで高速なWordPress向けの共用サーバーです。追加のリソースパックもご用意しており、必要に応じてサーバーのスペックの増減が可能です。

特徴1.複数サイトWordPressを一元管理・効率化できるコントロールパネルを標準搭載
 わかりやすい画面と操作に定評があり世界中で利用されている、通常は有償コントロールパネルの 『Plesk Onyx』と、最新版の『WordPressToolkit v3』を標準搭載し、いずれも無償でお使いいただけます。これらのコントロールパネルでは、導入したWordPressの本体やテーマ、プラグインの自動アップデート設定のほか、複数サイトの構築・管理を一元管理することができます。


コントロールパネル
Plesk Onyx / WordPressToolkit v3 
一元管理できる例
■配信速度を高速化するCDN(コンテンツデリバリネットワーク)の設定
■WordPress本体の自動アップデート
■他のサーバーで構築したWordPressのWebサイトを移行(マイグレーション)
■テーマ、プラグインの自動アップデート
■Webサイトの複製(クローニング)
・・・本番環境のサイトと同様のサイトを検証環境として複製する機能
■Webサイトの同期(シンク)
・・・クローニング機能で複製した検証環境でファイルの修正等を行い、
   確認後に同期(シンク)することで即本番環境にも反映することができる機能
■Webサイトのバックアップ


特徴2.WordPress運用の安全性を徹底
 WordPressの脆弱性を悪用した攻撃を防御するWAF、たとえテーマやプラグインに脆弱性があったとしても検知して報告する診断機能が標準搭載しているだけでなく、セコム株式会社と連携して提供する不正侵入防御(IPS)や定期セキュリティ診断、DoS/DDoS対策に加え、Webウイルスチェックも標準で提供。これらを組み合わせて利用することで、より安心・安全なセキュリティ環境下でWordPressのご利用が可能となります。


特徴3.無償SSLが利用可能!さらに CDNサービスでWebサイトの高速表示【最大5倍】
 「WADAX あんしんWPサーバー」では、Webサイトの高速表示の実現にもつながる、兼ねてからご要望の多かった無償SSLサービス『Let’s Encrypt(レッツ エンクリプト)』をご利用いただけます。また、Webページの高速表示を実現するHTTPの新規格『HTTP/2』(※5)に標準対応しています。
 また、「WADAX あんしんWPサーバー」では、動画や画像などのコンテンツの負荷を分散し、表示速度の低下を防ぐ無料のCDNサービス『Speed Kit』(※6)のご利用にも対応しています。日本国内で対応しているレンタルサーバーがまだ少なく、『Speed Kit』を利用することで、最大「5倍」のWebサイト表示速度の高速化が実現可能となり、ユーザビリティの向上とSEOの表示ランキング評価の向上が期待できます。

(※5)Webサーバーとブラウザの双方が対応することで、Webサイトの高速表示を可能にする通信手段(プロトコル)。
(※6)「Speed Kit」のご利用(無料)は、別途お申し込みいただく必要があります。サービス側で設定対応を行います。


特徴4.No!と言わないWADAXのサポート
 GMOクラウド社の提供する「WADAX」は、『お客様に感動を与えるサポートを提供したい』という想いをブランドメッセージ「No!と言わないサポート」に込めています。365日、土日祝日問わず、お客様の困った」を全力で無償サポートいたします。


<「WADAX あんしんWPサーバー」プラン概要>(金額は全て税抜) 

初期費用 3,000円
月額料金 2,000円
ディスク容量(SSD) 50GB
データベース(MySQL/MaruaDB) 20
マルチドメイン 10
メーリングリスト 10(メンバー数:無制限)
FTPアカウント数 10
サブFTPアカウント数 10
標準機能 ・バックアップ・復元
・WAF
・WordPress脆弱性診断(KYUBI)
・CDNサービス(SpeedKit)
・無料SSL(Let's Encrypt)
・自動アップデート
・PHP/MySQLバージョン選択


<「リソースパック」オプション概要>(金額は全て税抜) 
 上記の「WADAX あんしんWPサーバー」の標準プランに加え、「リソースパック」の追加によりサーバー環境に応じたスペックの増減が可能になります。

初期費用 0円
月額料金 500円
ディスク容量(SSD) 20GB
データベース(MySQL/MaruaDB) 4
マルチドメイン 2
メーリングリスト 2(メンバー数:無制限)
FTPアカウント数 2
サブFTPアカウント数 2

【「初期費用無料キャンペーン」概要】 

 「WADAX あんしんWPサーバー」の提供開始を記念して、以下のキャンペーンを実施いたします。

期間 2018年12月13日(木)~2019年1月31日(木)
対象 「WADAX あんしんWPサーバー」を新規でご契約された方
内容 初期費用を通常3,000円のところ、無料でご提供
URL https://www.wadax.ne.jp/campaign/201812_shared_wp/

【参考URL】

「WADAXレンタルサーバー」URL:https://www.wadax.ne.jp/service/shared-wp/



【「GMOクラウド株式会社」とは】

 1996年のサービス開始以来、ホスティング事業者として11万を超える法人のお客様のサーバー運用実績と国内およそ6,500社の販売代理店を有しています。2011年2月にクラウドソリューション「GMOクラウド」を立ち上げクラウドサービス事業に本格的に参入して以降、クラウド事業に主軸を置いて国内のみならず世界へ向けてサービスを展開し、グローバル企業を含む多くの企業に最適なITインフラを提供しております。
 また、2007年より「GlobalSign」の電子認証サービスを連結会社のGMOグローバルサイン株式会社を中心にベルギー、英国、米国、中国、シンガポール、フィリピン、インド、ロシア、ドバイの拠点よりグローバルに展開し、SSL国内シェアNo.1を4年連続取得しています。さらに、2017年からはIoT事業を開始し、自動車向けIoTソリューションの開発や、プロのコンサルティングで企業のIoTビジネスの実現を支援する「IoTの窓口 byGMO」を提供しています。

  • 【報道関係お問い合わせ先】

    ●GMOクラウド株式会社 社長室 広報担当 遠藤・松下
    TEL:03-6415-6100 FAX:03-6415-6101
    E-mail:pr@gmocloud.com

    ●GMOインターネット株式会社
    グループ広報・IR部 石井・島田
    TEL:03-5456-2695 E-mail:pr@gmo.jp

会社情報

  • GMOクラウド株式会社

    株式情報 東証一部(証券コード3788)
    所在地 東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー
    代表者 代表取締役社長 青山 満
    事業内容 ■クラウド・ホスティング事業
    ■セキュリティ事業
    ■ソリューション事業
    資本金 9億1,690万円
  • GMOインターネット株式会社

    株式情報 東証一部(証券コード9449)
    所在地 東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー
    代表者 代表取締役会長兼社長 グループ代表 熊谷 正寿
    事業内容 ■インターネットインフラ事業
    ■インターネット広告・メディア事業
    ■インターネット金融事業
    ■仮想通貨事業
    資本金 50億円
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