2009年4月6日

GMOインターネット株式会社
新gTLDの自由化に合わせて、ドメインレジストリ事業を開始

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 GMOインターネット株式会社(以下、GMOインターネット)は、2009年後半から2010年にかけて予定されている新gTLD (*1)の申請受付開始に合わせて、ドメインレジストリ(*2)事業を開始いたします。
(*1) gTLD (Generic Top Level Domain)…一般トップレベルドメイン。「.com」「.net」「.org」「.biz」「.info」など現在21種類のgTLDがある。
(*2)ドメインレジストリ…登録されたドメイン名を一元管理する機関。各TLDに1つのレジストリが存在し、各ドメインの元データベースを管理している。
◆ ◆ ◆
 2008年6月に、インターネット上の資源を管理する組織ICANN (*3)の理事会において、トップレベルドメイン(TLD)導入のルールを大幅に自由化する案が承認されました。これまでgTLD は、従来「.com」や「.net」などの21種類に限定されており、TLDの追加には、国や地域別のTLDを除いて、ICANNが実施する募集に応募し、規程の審査プロセスを経る必要がありました。しかし、gTLD申請が規制緩和されることで、新しいgTLDの導入が進められており、今後は、レジストリ事業を開始するための団体による新しいgTLDの申請受付が開始されるようになります。

 国外では、ニューヨーク(.nyc)、パリ(.paris)、ベルリン(.berlin)などの地名や、映画(.movie)やエコロジー(.eco)などといった業界や団体の名称に関連した、新gTLDの申請の検討も進められています。ICANNは、gTLD申請が自由化することにより、インターネットユーザーのドメイン名取得の選択肢が増え、インターネットにおける表現の機会が広がることを期待すると発表しています。(*4)

 GMOインターネットグループは、日本で初めてドメイン登録機関(レジストラ)としてICANNに認定された「お名前.com」をはじめ、「ムームードメイン」などのドメイン登録サービスを運営しており、そのドメイン登録数は、合計で85万件(2008年12月末現在)にのぼります。これまでのドメイン取り扱いノウハウを活かし、独自の新gTLDの申請を検討するほか、地方自治体、法人、団体による新gTLDの申請手続きおよびシステム構築・運用からユーザーサポート・マーケティング・営業活動における支援を行います。
 (*3)ICANN(The Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)
インターネット上で使用されるドメイン名やIPアドレスといったアドレス資源の割当管理を行う米国の非営利団体。ドメイン登録業務を行うレジストラ(登録業者)を公認する権限を持つ。 
(*4)出典:ICANN ,Biggest Expansion in gTLDs Approved for Implementation, 26 June 2008
 
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TEL:03-5456-2695 FAX:03-3780-2611  E-mail:[email protected]
【GMOインターネット株式会社 会社概要】
会社名GMOインターネット株式会社 < http://www.gmo.jp/ >
(東証第一部 証券コード:9449)
所在地東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
代表取締役会長兼社長熊谷 正寿
事業内容■WEBインフラ・EC事業
■インターネットメディア事業
資本金12億7,683万円
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