
今回は、既に多くの方がニュースなどでご存知であろうYahoo!JapanのGoogle検索エンジン採用について。検索エンジン業界を大きく賑わすこのビッグイベントについて今後どのような対策を講じるべきか、GMOSEOテクノロジー株式会社 代表取締役社長 兼 GMOインターネット WEBプロモーション研究室 首席研究員の鈴木明人がご紹介します。
既にYahoo!Japanの井上社長のコメントでもGoogleの検索エンジンとしての「質の高さ」が挙げられています。
これは検索エンジン業界関係者だけではなく、一般ユーザーもご理解の通りインデックスの速度、スパムフィルタリングの高さ、コンテンツ価値の算出がどの検索エンジンよりも優れています。
実際にMSNで公開している検索エンジンBingと比較した場合でも、特にスパムフィルタリング能力は格段にGoogleが上回ります。
Bing検索とGoogle検索では順位に変動を及ぼす因子の数が大きく違い(Google検索のほうが因子が多い)と考えています。Bing検索の場合、実に分かり易い係数掛けの動きをしますので、外部要因での順位変動が大きい状況です。実際に切替をするタイミングは年内までに、と公表されています。
また初期段階では、Yahoo!サービス(Yahoo!Japan独自のコンテンツサービスやディレクトリ登録)に関連するサイトを上位表示させる機能を搭載する前にGoogle検索の検索結果のままリリースしてくる可能性もあります。おそらく迅速に独自コンテンツ並びにディレクトリ登録サイトの価値を上げる処理をしてくるものと考えます。
多くのサイト運営担当者の方が頭を悩まし、ご質問も多く頂く内容です。まず以下のいずれに該当しているサイトかの仕分けを始めにして頂ければと思います。
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①既存のYahoo!検索で上位だが、Google検索は低迷している
②既存のYahoo!検索で上位且つ、Google検索でも上位
③Google検索で上位だが、既存のYahoo!検索で低迷
④Yahoo!検索、Google検索とも順位が低い
上記で②、③の場合には、対応を急ぐ必要がありません。実際にYahoo!Japanが Google検索エンジンを利用してからの順位を確認してから対策を検討されることをお勧めします。
上記で①の場合は、既存の順位は当然ですが、切り替えタイミング以降は確実に大きく順位ダウンします。いつ対策を切り替えるかはご判断によりますが、基本的に今から準備をされることをお勧めします。④の場合も同様に今から準備が必要になります。
こちらは最も興味深い内容だと思いますが、まさにGoogle検索はこれだけすればいいという抜け穴が少ないある意味よく出来た検索エンジンです。
①内部施策
コンテンツにはテキスト量が必要です。画像のみで構成されたサイトはあまり内容の無いサイトと判断しますので、上位表示しにくい特徴があります。
トップページだけではなく、2階層目、3階層目もコンテンツ(テキスト量)が必要になります。概ね500~1,000文字程度は各ページに必要です。
コンテンツに加え、ページ構成がしっかりしたサイトは、検索順位が上がります。ページ構成とは全ての下層からトップページへのリンクがしっかり存在するだけではなく、2階層目や3階層目同士がメッシュ(編み目)のように繋がるサイトです。通常はパンくずやテキスト内にリンクを入れて各関連する同サイト内へのページにリンクさせることが必要になります。
また、ドメイン年齢やサイト並びにページの履歴も管理されています。つまり出来たばかりのサイトや全く更新されないサイトの順位は高くなりません。
②外部因子
被リンクは、運営がしっかりされている(Google検索のページランクが1つの基準値になります。ページランク4以上のサイトが理想です)サイトからの被リンク、そしてその上げたいサイトに関連するサイトからのリンクが必要になります。
例えば「ペット」のサイトであれば、「犬」「猫」のサイトや「ペットグッズ」のサイト等関連するサイトからのリンクは無関連のサイトの数倍の価値を持ちます。
スパムフィルタリングの能力が非常に高いのがGoogleの特徴です。よってよくある同一IPのリンクの価値がGoogleにおいては低い状況です。IPレベルでは、クラスB・C以上(一般的には別のデータセンター)に設置した全て異なるコンテンツのサイトからのリンクである必要性があります。
よくMT(ムーバブルタイプ)やWordPressを利用した大量生成のブログサイトをリンク元としたワードサラダのコンテンツを見かけますが、この手の方法はGoogle検索の上位表示には有効でない状況です。
ひとえに、よいサイトを作ろう。という気持ちでサイト自体のコンテンツを強化し、サイト構造をよりメッシュ構造にする。ライティングを増やし見て頂くお客様に有益なコンテンツを提供する。実にあたり前の話ですが、Goolge検索で上位表示されるサイトはこのような基本がまずできているサイトになります。
そういう意味で、Google検索では外部施策だけでは、上がりにくい検索エンジンですので抜け道が少ない検索エンジンとなります。より日々の更新やコンテンツの拡充に力を入れて事前準備をして頂ければと存じます。
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今後もこのようなSEOレポートをこの場で実施して参ります。よろしくお願い致します。
- 【第3回】SEOテクノロジーと検索エンジン「Bing」 - 上位サイトへの道筋WEBサイト管理者の役割 -
- 【第5回】Yahoo!検索エンジンへのSEO対策」 - 検索エンジンのYahoo!検索での上位表示に必要なことは -
- 【第8回】SEOに欠かせない検索エンジンの分析 - 定期的に検索エンジンの動向をウオッチしBIGワードを中心とした主要100ワードの結果データ -
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- 【第14回】SEOで上位表示に必要な被リンクとは? - どのような被リンクが上位表示に効果があるのか? -
- 【第17回】定点レポート Yahoo!/Googleでの因子分析 Vol.1 - Yahoo!/Googleの順位決定における重要な因子について -
- 【第20回】SEOを行う上でのキーワードの選定方法について - 無料で使えるSEOツールを利用したキーワードの選定方法とは? -
- 【第23回】SEOを行う上でキーワードの選定と内部施策について - SEO担当者がすべきサイト順位の測定とキーワードの見直し -
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