
GMO SEOテクノロジー株式会社 代表取締役 兼 GMOインターネット株式会社 WEBプロモーション研究室 首席研究員 鈴木明人。今回のテーマは、検索エンジン対策を行う上で無料のSEOツールなどを使ったキーワード選定方法をレポートします。
(1)どんなキーワードで構成されたサイトなのかを知る
キーワードを選定する上で最も重要なのが、「対象サイトが何のサイトであるか。」です。まず、キーワード出現ツール(含有率チェックツール)で貴社のサイトに出現するキーワードを見てください。
参考ツール(無料): http://seocheki.net/
当然ですが、こちらのツールで上位に来るキーワードが多いものがサイトで最も伝えたいキーワードになります。トップページだけではなく主要ページについては全て調査してください。
例)http://gmo-seo.jp の場合には、以下の通り「SEO」及び「対策」というキーワードが上位に来ます。当然ですが、検索エンジンも「SEO」並びに「SEO対策」についてのサイトであると判定します。
仮にあなたがサイトで伝えたい内容と上位に出現するキーワードにずれがある場合には、サイトの文面を見直す必要があります。また仮に「SEO」について伝えるサイトでも「SEO」という文言を連続で記載するとスパム扱いされる可能性がありますので、 自然なライティングを心がけてください。
(2)「軸」となるワードを決める
WEBサイトは、当然ですが1ページだけであることは稀です。2階層目、3階層目と数多くのページで構成されます。 例えば買物サイトの場合には、「ショッピング」「通販」「買物」などのワードが思いつきます。軸となるワードとは、トップページで狙うべきワードを指します。
トップページで狙うワードを軸に2階層目、3階層目では、【軸ワード】×【カケワード】、【軸ワード】×【エリア名】、【軸ワード】×【商品名】などのサイト内で一貫し【軸ワード】を使うことが、サイトの価値や共通性を高めます。
例)パソコン通販サイトの場合
軸 :パソコン通販
カケ :格安、送料無料 等
商品名:MacBook、VAIO 等
型番名:MacBook 2160/13.3 MB062J/A 等
を事前に洗い出します。どのページ(並びに階層)でどのキーワードを狙うのか?を事前にエクセルシート等で管理しましょう。
| A列 | B列 | C列 | D列 | E列 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ページカテゴリ | BIGワード | ページテーマ | SEOメインワード | URL |
| 2 | トップ | パソコン通販 | ← | パソコン通販 | http://abc.com/ |
| 3 | MacBook一覧 | パソコン通販 | ← | MacBook | http://abc.com/macbook |
| 4 | MacBook 2160/13.3 MB062J/Aの詳細ページ | パソコン通販 | MacBook 2160/13.3 MB062J/A | MacBook 2160/13.3 MB062J/Aパソコン通販 | http://abc.com/macbook/ MacBook 2160-13.3 MB062J/A |
この管理表のD列=SEOメインワードでサイト内全てのページについて対策します。
【参考】ロングテールまで含めたSEO施策について
検索エンジンからの集客においては、トップページでメインのキーワードのみSEO対策するのではなく、2階層目以降も含めてWEBサイト全体で如何に集客を行なうのか?が重要です。BIGワード(難易度の高い軸ワード)だけでの上位表示だけではなく、商品名や品番名等の細かいワードで数を拾う戦略が功を奏します。この為にも、WEBサイトのページ毎にどのようなキーワードをターゲットとしているのか?を事前に決めることが重要です。
<マルチエントランスプランの例>
http://seo-airlines.com/campaign/multientrance.html
(3)検索数を調査する
(2)で作成したエクセル管理表をベースに「F列」に「D列=SEOするワード」の想定検索数(並びに人気度)を調査します。検索数は一般的に以下のサイトで分かります。
- Google AdWords検索数
- Google Insights for Search
検索数の多いキーワードからページの見直しを行うほうが効率的です。
(4)内部施策を行う
内部施策を行うには、上記(1)~(3)のステップを必ず経てから実施することがSEO対策でもっとも近道になります。
(実際に当社のようなSEO会社ではより細かいキーワードの選定や検索数の調査を行ないます)
<内部施策で実施したいポイント(マストに近い内容)>
①ページ毎のタイトルタグ、h1タグ、メタキーワーズ、ディスクリプションに上記エクセル管理表のD列(=SEOするワード)を入れる。
②ページ内に必ず上記エクセル管理表のD列(=SEOするワード)を自然なライティングで含ませる。(キーワードが連続で記載されてしまうようなことは避ける)
以上が完璧にできているサイトは実はかなり少ないです。勿論SEOの内部施策にはこれ以上に多々注意すべきポイントがあります。しかし基本これが出来ていれば、第一段階完了となります。是非お持ちのWEBサイトがこの基本が出来ているのか?を確認してみてください。
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今後もこのようなSEOレポートをこの場で実施して参ります。よろしくお願い致します。
- 【第3回】SEOテクノロジーと検索エンジン「Bing」 - 上位サイトへの道筋WEBサイト管理者の役割 -
- 【第5回】Yahoo!検索エンジンへのSEO対策」 - 検索エンジンのYahoo!検索での上位表示に必要なことは -
- 【第8回】SEOに欠かせない検索エンジンの分析 - 定期的に検索エンジンの動向をウオッチしBIGワードを中心とした主要100ワードの結果データ -
- 【第11回】Yahoo!検索 インデックスアップデートについて - 定期的にアップデートされる検索エンジンアルゴリズムとは -
- 【第14回】SEOで上位表示に必要な被リンクとは? - どのような被リンクが上位表示に効果があるのか? -
- 【第17回】定点レポート Yahoo!/Googleでの因子分析 Vol.1 - Yahoo!/Googleの順位決定における重要な因子について -
- 【第23回】SEOを行う上でキーワードの選定と内部施策について - SEO担当者がすべきサイト順位の測定とキーワードの見直し -
- 【第26回】Yahoo!JapanのGoogle検索エンジン採用について - Google検索エンジンのSEO対策に今後どのような対策が必要か? -
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