
頼んだはずのない商品の紹介メールや、勧誘メールを受け取ったことはありませんか?
無差別かつ大量に、第三者に対して配信されるメールは一般に「SPAMメール」あるいは 「ジャンクメール」と呼ばれ、現在社会問題になりつつあります。受け取る方々の不当な通信費用負担が発生することを始めとして、この「SPAM」を送信する行為は他にもさまざまな弊害を招くのです。
GMOインターネットは、お客様方に快適なインターネット生活をご提供する方針で運営しております。
SPAMメールって?
商品の宣伝や、団体、ビジネス、ねずみ講への勧誘など、受信者が必ずしも望むものではない情報が Eメールとして無差別に配信されることを「SPAM(メール)」と言います。語源は、かの有名なモンティ・パイソンのコメディの中で登場した歌だそうで、 その中でしつこく繰り返される「SPAM」という缶詰の名前がそのまま使われたようです。
SPAMはこんなに迷惑
事前に許可の取れていない全く見知らぬ人からのメールは、受け取った人に不安をもたらすだけでなく、 内容によっては非常に目障りな、不快感を煽るものであることが殆どです。また、冒頭でも触れていますが、インターネットの世界におけるダイレクトメールは郵便のそれとは違い、 受け取るための通信費用を受信者が負担することになります。
SPAMメールの流れ
1)送信者がSPAMメールを送信する。
2)SPAMの発信に利用されたメールサーバーは「MAPS」と呼ばれるSPAM対策用の公開データベースに登録されます。
3)お客様がメールを送信すると・・・
4)SPAM対策用の公開データベースに登録された結果、他の多くのメールサーバーがこのサーバーからの メール着信を拒否し始めるということになります。この状態になると、普段このメールサーバーを利用しているユーザーは、訳もわからず相手からメールの受信を拒まれることになります。
よって、何万通、何十万通といったメールが一斉に発信されると、 送信に利用されたメールサーバーや周辺のネットワークは極めて大忙しな状態に陥り、 ただ1通のメールを送信しようとしている通常のお客様が長時間利用を待たされる結果となります。
ご利用のお客様へお願い
ここまでをお読みいただき、「SPAM」という行為がいかに他のインターネット利用者にとって 迷惑なものであるかお分かりいただけたかと存じます。また、メールの内容が合法であるか違法であるかではなく、送ること自体が問題となっているのです。 GMOインターネットの各サービスご利用のお客様におきましては、例えばオンラインショップの宣伝メールや、大量のメール発信といった行為は、くれぐれもお控えくださいますようお願い申し上げます。
「ヘッダ情報」の確認
迷惑メールは「From:」(送信元)などの書き換えがあるため、送信元判断には「Received:」(経路)を含むメールヘッダー情報の確認が必要になります。ヘッダー情報にある「Received:」(経路)が発信元情報となりますので、該当のIPアドレスや経由ホストを確認し、関係する「サービスプロバイダー」へお問い合わせください。
※メール送信サーバーを他社様にて利用している場合、当社にてメール送信を規制することができません。
- 迷惑メールの「ヘッダ情報」確認
「ヘッダ情報」確認方法につきましては、ご利用いただいているメールソフト、携帯電話提供会社様にお問い合わせください。
- 「ヘッダ情報」にて確認できる「IPアドレス」を確認
例)
※ 表示方法は各メールソフトによって異なります。
- 「IPアドレス」を下記ページ「検索キーワード」欄にて検索し、「サービスプロバイダー」を特定
http://whois.nic.ad.jp/cgi-bin/whois_gw/
※JPNIC内にて確認できるIPアドレスのみとなります。
それ以外のIPアドレスにつきましては、上記ページにて表示される「参考サイト」にてご確認ください。
- 表示された「サービスプロバイダー」を確認し、該当窓口にお問い合わせください。
弊社の対応
お客様のご理解とご協力をお願い致します。