2018年3月12日

業界初、AIを活用したアフィリエイト広告向けの
「アドベリフィケーション機能」を開発
~アフィリエイト広告でも自動で広告主の「ブランドセーフティー」を実現~

  • GMO NIKKO株式会社

 GMOインターネットグループのGMOアドパートナーズ株式会社の連結会社で、総合インターネット広告代理事業を展開するGMO NIKKO株式会社(代表取締役社長:橋口 誠、以下、GMO NIKKO)は、ディマージシェア株式会社(代表取締役社長:大内 慎、以下、ディマージシェア)との資本業務提携による共同開発第1弾として、AI(人工知能)を活用したアフィリエイト広告(※1)向けの「アドベリフィケーション(※2)機能」を開発し、本日2018年3月12日(月)より、アフィリエイト広告の成果計測ワンタグシステム「ADMANE(アドマネ)」に実装いたしました。

 これにより「ADMANE」は、ASP(※3)と連携して、事前に設定したNG条件に合致する媒体(コンテンツ)をAIが自動解析し、配信先から除外することができ、広告主はアフィリエイト広告においても自動でブランドイメージを保護する「ブランドセーフティー」が実現可能になります。
なお、アフィリエイト広告のブランドセーフティーを自動で実現する「アドベリフィケーション機能」の実装は、アフィリエイト業界初となります。

(※1)サービス申し込みや商品購入といった「成果」が発生した場合に費用が発生する、成果報酬型の広告のこと。
(※2)配信したインターネット広告が、広告主の意図に沿った媒体・スペースに配信されているかなどを確認し、配信を適切にコントロールする機能・ツールのこと。
(※3)Affiliate Service Providerの略で、広告主と媒体を仲介し、成果報酬型広告を配信するサービスおよびその事業者のこと。

【アフィリエイト広告向け「アドベリフィケーション機能」実装の背景】

 昨今、インターネット広告においては、アダルトサイトや不適切な内容を扱っている媒体(コンテンツ)に予期せず広告を掲載してしまうことによる、ブランドイメージの毀損が問題となっています。こうした中、広告掲載先の品質を確保することで、広告主のブランドイメージを保護するブランドセーフティーの観点から、適切な広告掲載先を検証し、配信をコントロールする「アドベリフィケーション」への関心が高まっています。

 一方で、インターネット広告手法の一つであるアフィリエイト広告においては、「ブランドセーフティー」を実現するために、広告主や広告代理店、ASPが人の目で配信先の媒体を確認して、不適切な媒体への掲載を排除しています。こうした人的な配信先の精査・管理には、多くの手間や時間、人的コストがかかるため、配信先を広げることをためらうケースも多く、広告主の集客や顧客獲得の機会損失となっていました。

 こうした中、GMO NIKKOとディマージシェアは、アフィリエイト広告の効果を計測できるシステム「ADMANE」を共同で2013年から運用しており、2018年2月には、AIを活用した新規商材の共同開発等で資本業務提携を結んでいます。
 そこでこの度両社は、共同開発第1弾として、AIの活用により、アフィリエイト広告における不適切な広告掲載先を自動で解析・排除する「アドベリフィケーション機能」を開発いたしました。なお、アフィリエイト広告の分野でブランドセーフティーを自動で実現する「アドベリフィケーション機能」の実装は、同業界初となります。

【「アドベリフィケーション機能」について】

 本日より、GMO NIKKOとディマージシェアが共同で運用する、アフィリエイト広告の成果計測ワンタグシステム「ADMANE」に、今回共同開発した「アドベリフィケーション機能」を実装いたします(※4)。
 「ADMANE」はASPと連携し、広告主が事前に掲載NGと設定したカテゴリ・キーワード・画像などに基づいて、AIが自動で不適切なコンテンツを解析・検出、当該URLを配信先から除外します。また、AIは自己学習を繰り返すため、配信を重ねるごとに不適切なコンテンツの解析・検出精度が向上し、ブランドセーフティーがより強固なものになります。
 これにより、「ADMANE」をご利用の広告主は、自社のブランドイメージを守りながら、より効率的で適切なアフィリエイト広告配信が可能になります。

■今後の展開
 GMO NIKKOは、「アドベリフィケーション機能」と連携するASPの拡大を図るとともに、ニュースやブログなどの記事コンテンツの解析により、ブランドイメージの毀損につながる広告配信を自動で防ぐ、様々な機能の開発・提供を進めてまいります。

(※4)本機能のご利用をご希望の方(広告主/ASP)は、別途お申し込みが必要となります。詳細は下記の【サービスに関するお問い合わせ】までご連絡ください。

【「ADMANE」について】

 「ADMANE」は、ディマージシェアとGMO NIKKOが共同で開発・運用している、アフィリエイト広告の成果計測ワンタグシステムです。通常、アフィリエイト広告の成果を検証するためには、広告主は連携する各ASPのタグをそれぞれ取得し、運営しているWEBサイトの成果完了ページに設置する必要があります。そのため、複数のASPを利用して多くのアフィリエイト広告を配信したい場合は、ASPごとにタグを取得・設置し、管理するという手間がかかります。
 ワンタグシステムである「ADMANE」を利用することで、「ADMANE」が発行するタグ1つを設置するだけで、各ASPの成果を一元管理することが可能です。

【ディマージシェアについて】(http://www.dimage.co.jp/

 ディマージシェアは、企業の収益力向上を実現する「Digital Revenue Producing®」を標榜し、「AI×デジタルマーケティング×AD」のテクノロジーを軸にした様々な収益化ソリューションを「デジタルクラウドプラットフォーム」として展開しております。

【GMO NIKKOについて】

 GMO NIKKOは、デジタルマーケティングを強みとし、検索連動型広告、ディスプレイ広告、ソーシャルメディア広告といった運用型広告を中心に、お客様の課題解決につながるマーケティングソリューションを提供しています。

  • 【サービスに関するお問い合わせ先】

    ●GMO NIKKO株式会社 広告事業本部 岡本・叶井
     TEL:03-5456-6630 E-mail:info@koukoku.jp

  • 【報道関係お問い合わせ先】

    ●GMOアドパートナーズ株式会社 経営企画部
     TEL:03-5457-0916 FAX:03-5728-7701
     E-mail:release@ml.gmo-ap.jp

    ●GMOインターネット株式会社
     グループ広報・IR部 石井・島田
     TEL:03-5456-2695 E-mail:pr@gmo.jp

会社情報

  • GMO NIKKO株式会社

    所在地 東京都渋谷区道玄坂1-16-3 渋谷センタープレイス
    代表者 代表取締役社長  橋口 誠
    事業内容 ■インタラクティブマーケティングを強みとするインターネット広告会社 (インターネット広告[PC・モバイル]、SEMコンサルティング、WEBプロデュース、コミュニケーションプランニング、広告クリエイティブ)
    資本金 1億円
  • GMOインターネット株式会社

    株式情報 東証一部(証券コード9449)
    所在地 東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー
    代表者 代表取締役会長兼社長 グループ代表 熊谷 正寿
    事業内容 ■インターネットインフラ事業
    ■インターネット広告・メディア事業
    ■インターネット金融事業
    ■仮想通貨事業
    資本金 50億円
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