2016年6月30日

国内最大手(*1)のプリペイドカード発行管理事業会社バリューデザインに出資
〜日本のキャッシュレス化促進のため、新たなプリペイドスキームの構築を目指す〜

  • GMOペイメントゲートウェイ株式会社

 GMOインターネットグループで総合的な決済関連サービス及び金融関連サービスを展開するGMOペイメントゲートウェイ株式会社(東証一部:証券コード 3769、代表取締役社長:相浦 一成 以下、GMO-PG)は、2016年6月30日(木)に、プリペイドカード及びプリペイド型電子マネーの発行・管理事業を展開する株式会社バリューデザイン(代表取締役社長:尾上徹 以下、バリューデザイン)に対して出資を行いました。
 今後GMO-PGは、日本のキャッシュレス化を促進するべく、両社のノウハウを活かし、新たなプリペイドスキームの構築を目指します。

(*1) ASP型サービスとしてのハウスプリペイドカードシステムを利用する店舗数ベース
   出典:ICT総研「2015年2月 ハウスプリペイドカード市場に関する調査」
 
【背景と概要】
<日本のプリペイドカード市場規模推移(*3)


 昨今、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けて、官民一体となり決済のキャッシュレス化が推進(*2)されていることを背景に、クレジットカードとは異なり与信が不要で、誰でも所持できるプリペイドカードが注目を集めています。ポイント等のインセンティブを獲得できるメリットもあることから、利用者が増加しており、2015年の日本のプリペイドカード市場規模は約8兆円(対前年比20.8%増)と見込まれ、2020年には約16兆円に達すると予測されています(*3)
 プリペイドカードの種類には、自社や自社グループの店舗・施設などに利用を限定する「ハウス型プリペイドカード」や国 際クレジットカードブランドを付帯する「ブランドプリペイドカード」、オンライン上で残高管理・決済し、音楽のダウンロードやゲームのポイント購入などに 利用される「オンライン型プリペイドカード」、交通系ICカードに代表される「非接触IC型」などがあり、既存顧客のリピート率向上や新規顧客の獲得、決 済シーンにおける利便性向上といった目的での導入ニーズが、様々な業種の事業者の間で高まっています。
 しかし、事業者がプリペイドカードを発行するには、サービスの設計から、端末設置等の決済環境の整備、システム接続、残高管理など、新たな構築作業が発生するため容易ではありません。

 こうしたなか、バリューデザインは、プリペイドカードの導入に必要なサービスをワンストップでサポートするプリペイドカード発行システム「バリューカードASP
サービス」を提供しており、導入実績は業界最多となる国内・海外合わせて48,000店舗以上、取扱高は年間1,000億円に達しています。
 一方GMO-PGは、EC事業者を中心とした加盟店向けのオンライン総合決済サービスや公的機関向けの公金決済サービスなどを展開しており、決済サービスに強みを持ちます。
 このような背景のもと、GMO-PG
は、両社が展開する事業で多くのシナジーが見込めると考え、バリューデザインに出資をいたしました。今後、バリューデザインのプリペイドカード発行・導入のノウハウや、リアル店舗に多くの顧客を持つ強みと、GMO-PGの決済サービス力やEC事業者を中心に多くの顧客を持つ強みとを活かし、オンライン決済領域における既存事業の拡大はもちろん、プリペイドカードのオンライン決済やスマートフォンを活用したサービスなど、日本のキャッシュレス化を促進する新しいプリペイドスキームの構築を目指してまいります。

(*2) 2014年12月26日 経済産業省発表資料:http://www.meti.go.jp/press/2014/12/20141226003/20141226003.pdf
(*3) 出典:カード・ウェーブ/電子決済研究所/山本国際コンサルタンツ「電子決済総覧 2015-2016」


【株式会社バリューデザインについて】
 バリューデザインは、「サーバ管理型プリペイドカード(*4)」の発行・導入を中心に、企業のブランディング・プロモーションを支援する事業を行っております。事業者に対してサービス設計、プロモーション企画、カード発行から導入後の運用サポートまで、必要な要素をワンストップで提供しており、20165月時点で、導入店舗数は業界最多となる国内・海外合わせて48,000店舗以上、取扱高は年間1,000億円以上となっております。また、中国とシンガポールに現地法人を設立し、両国に加え、韓国・タイ・フィリピンなどASEAN市場を中心にサービスを展開するなど、今後の更なる事業拡大を目指し海外展開も行っております。
 豊富なプロモーション機能と、安価にシステム導入が可能なASPサービス、それらを活用した販促・集客力向上の実績と知見を強みとしており、今後は、事業者と消費者のコミュニケーションの架け橋となることで、両者のメリットを最大化し社会に貢献するべく、事業を展開してまいります。

(*4)ハウス型プリペイドカード・ブランドプリペイドカード・オンライン型プリペイドカードなどの総称
 

GMOペイメントゲートウェイ株式会社について】
 ネットショップやデジタルコンテンツなどのオンライン事業者、NHKや定期購入など月額料金課金型の事業者、並びに日本年金機構や東京都等の公的機関など67,921店舗(GMO-PGグループ20163月現在)の加盟店に総合的な決済関連サービスを提供しております。
 決済サービスを中心に、加盟店の売上向上に資するweb広告サービス等の付加価値サービス、加盟店の成長を資金面からサポートする融資等の金融関連サービスの提供、海外決済サービス提供等の海外事業などを行い、年間決済処理金額は1.8兆円を超えております。
 GMO-PGは、消費者と事業者にとって安全性が高く便利な決済を実現し、決済プロセスのインフラになることを目指しております。今後も決済業界のリーディングカンパニーとして、FinTechなど新たなイノベーションを牽引し、日本のEC化率の向上に貢献してまいります。
 
 
【関連URL】
・バリューデザイン URL : http://valuedesign.jp/
GMO-PG コーポレートサイトURL : http://corp.gmo-pg.com/
GMO-PG サービスサイトURL : http://www.gmo-pg.com/

【報道関係お問い合わせ先】
●GMOペイメントゲートウェイ株式会社 企業価値創造戦略 統括本部
TEL:03-3464-0182 FAX:03-3464-2387
E-mail:[email protected]  

●GMOインターネット株式会社  グループ広報・IR部 石井・島田
TEL:03-5456-2695 E-mail:[email protected] 

【GMOペイメントゲートウェイ株式会社】(URL:http://corp.gmo-pg.com/
会社名 GMOペイメントゲートウェイ株式会社 (東証第一部 証券コード:3769)
所在地 東京都渋谷区道玄坂1丁目14番6号 ヒューマックス渋谷ビル
代表者 代表取締役社長 相浦 一成
事業内容 ■総合的な決済関連サービス及び金融関連サービス
資本金 47億1,200万円

【GMOインターネット株式会社
(URL:https://www.gmo.jp/
会社名 GMOインターネット株式会社 (東証第一部 証券コード:9449)
所在地 東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
代表者 代表取締役会長兼社長・グループ代表 熊谷 正寿
事業内容 ■インターネットインフラ事業
■インターネット広告・メディア事業
■インターネット証券事業
■モバイルエンターテイメント事業
資本金 50億円
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