2015年11月19日

カード決済事前不正検知サービス「不正防止サービス(ReD)」を提供
~決済前から決済後まで全段階でセキュリティ対策が可能に~

  • GMOペイメントゲートウェイ株式会社

 GMOインターネットグループで非対面クレジットカード等の決済事業を展開するGMOペイメントゲートウェイ株式会社(東証一部:証券コード 3769、代表取締役社長:相浦一成 以下、GMO-PG)は、「PGマルチペイメントサービス」において、株式会社スクデット(代表取締役社長:細江 啓太、以下:スクデット)が日本販売を行うACI Worldwide社(以下、ACI社)の「ACI ReD Shield(エーシーアイ・レッド・シールド)」を活用した、不正なクレジットカード決済を事前に検知する「不正防止サービス(ReD)」を提供いたします。
 まずは本日2015年11月19日(木)より、GMOインターネット株式会社のクラウドプラットフォーム「ConoHa byGMO」に先行提供し、2016年1月より一般申込受付を開始する予定です。GMO-PGでは、クレジットカードの不正利用や情報漏えいなど、EC事業者のクレジットカード決済に関わるセキュリティ対策に力を入れており、今回、この「不正防止サービス(ReD)」を提供することで、決済前・決済時・決済後の全段階においてセキュリティ対策を提供することが可能となりました。

GMOペイメントゲートウェイのセキュリティ対策>
 
【背景と概要】
 日本国内のEC市場は、2014年時点で12.8兆円(前年比14.6%増)(※1)規模にまで拡大しています。これに伴いインターネット上でのクレジットカード決済の利用も急速に増加しており、現在ではECサイトでの支払い方法の50%以上をクレジットカード決済が占めると言われています(※2)
 また、直営ECサイト(※3)を利用するユーザーの約50%が、利用サイトを決定する際に商品の充実やサイトのユーザビリティに加えて「セキュリティ対策」を重視しているという調査結果(※4)もあることから、EC事業者にはより安心・安全な決済環境も求められています。
 このような背景のもとGMO-PGでは、より多くの加盟店が安心・安全にクレジットカード決済サービスをご利用できるよう、クレジットカードの不正利用や情報漏えいなど、クレジットカード決済に関連するセキュリティ対策の拡充を図っています。
 GMO-PGはその一環として、スクデットが日本販売を行う、不正なクレジットカード決済を事前に検知するACI社のACI ReD Shield」を導入し、「PGマルチペイメントサービス」において「不正防止サービス(ReD)」を提供することといたしました。一般申込受付は2016年1月より開始する予定です。
(※1) 経済産業省「平成26年度電子商取引に関する市場調査」より
(※2) 株式会社矢野経済研究所「電子決済/EC決済サービスの実態と将来予測2015年版」より
(※3) 直営ECサイトとは、楽天市場やAmazonなどショッピングモール以外の、企業が直接運営を行う独自ドメインECサイトのこと
(※4) GMOペイメントゲートウェイ株式会社「ECサイト利用実態調査」( http://gmo-payment-gateway.com/lpc/ig/ )より
 
 
【「不正防止サービス(ReD)」について】
 GMO-PGが提供する「不正防止サービス(ReD)」は、EC決済における最新のリスクマネジメントシステム「ACI ReD Shield」による、クレジットカード決済における第三者の不正利用を事前に検知するサービスです。EC事業者が事前に不正検知ルールを設定することで、不正の可能性が高い取引を即時に判別し、取引すべきか否かの審査結果を返答するサービスのため、EC事業者は、商品を購入する消費者に負担をかけることなく、決済プロセス前に不正な取引を防ぐことが可能となります。
 また「不正防止サービス(ReD)」はGMO-PGの「PGマルチペイメントサービス」に実装して提供されるため、「PGマルチペイメントサービス」をご利用の加盟店は、APIを接続していただくのみで「ACI ReD Shield」の導入が可能となります。(※5)
 本日より「不正防止サービス(ReD)」を先行導入するクラウドプラットフォーム「ConoHa byGMO」では、クレジットカードによるサーバー料金支払い時において、不正利用を事前に検知いたします。
 今後もGMO-PGは、クレジットカード決済時はもちろんのこと、決済前から決済後まで、あらゆる段階のセキュリティ対策を強化し、安心・安全な決済環境の整備に努めてまいります
(※5) 別途、お申し込みが必要です。
 
 
GMO-PGのセキュリティ対策について】
 GMO-PGでは「不正防止サービス(ReD)」の提供を開始することで、以下のとおりクレジットカード決済前・決済時・決済後の全段階においてセキュリティ対策の提供が可能となります。
決済前
第三者のクレジットカード不正利用を事前に検知する「不正防止サービス(ReD)」
決済時
クレジットカードの不正利用から消費者を守る「3Dセキュア(*1)対応」
「セキュリティコード(*2)対応」
ECサイト側での情報漏えいを防ぐ「トークン決済サービス*3)
「カード情報非保持サービス(*4)
決済後
チャージバック(*5)による加盟店の損害を補償する「チャージバック補償団体保険」
 
 
【株式会社スクデットについて】
 スクデットは、クレジットカード等を利用した非対面決済における不正対策のコンサルティングサービスを提供するグローバル・ソリューション・カンパニーです。世界50ヵ国以上で利用され、全世界の約10%のトランザクションを処理する「ACI ReD Shield」の販売代理店として、不正対策ソリューションの開発・導入から運用・保守サービスまでワンストップで提供しています。安全なオンライン決済とEC業界の発展に貢献するため、不正決済トレンドの分析を強化し、最適なリスクコントロール、コンサルティングを提供してまいります。

GMOペイメントゲートウェイ株式会社について】
 GMOペイメントゲートウェイは、ネットショップやSNS、スマートフォン上で展開するコンテンツなどの非対面販売型の事業者、NHKや定期購入など月額料金課金型の事業者、並びに日本年金機構や東京都等の公的機関など5万9,559店舗(GMOペイメントゲートウェイグループ2015年9月現在)の加盟店に、クレジットカードをはじめとする決済処理サービスを提供しております。消費者と事業者にとって安全性が高く便利な決済を実現し、日本の決済プロセスのインフラになることを目指しております。決済業界のリーディングカンパニーとして、FinTechなど新たなイノベーションを牽引し、日本のEC化率の向上に貢献いたします。
 
 
【用語集】
(*1) 3Dセキュア
「なりすまし詐欺」など、インターネット取引における第三者の不正利用を未然に防ぐことを目的として、VISA, MasterCard, JCBが推奨する、決済時にカード会員の本人認証を行う機能
(*2) セキュリティコード
クレジットカード裏面に印字されている末尾3桁または4桁の数字を指し、カードの磁気情報には含まれないカード所有者のみが分かる情報であるため、偽造カードなどによる第三者悪用を防ぐことができる本人認証の方法
(*3) トークン決済サービス
EC事業者が購入者のクレジットカード番号に触れることなく決済できるよう、クレジットカード番号をトークン(乱英数字の文字列)に置き換えて決済処理できるサービス
(*4) カード情報非保持サービス
加盟店であるECサイトのシステムにクレジットカード情報(カード会員名・カード番号・有効期限等)を保存することなくクレジットカード決済ができるサービス
(*5) チャージバック
クレジットカード会員が、第三者による不正利用等の理由により利用代金の決済に同意しない場合、クレジットカード会社が加盟店に対して支払いを拒絶すること
 
【関連URL】
ReD ShieldサイトURL : http://www.redshield.jp/index.html
・スクデットコーポレートサイトURL : http://www.scudettoasia.com
GMO-PG コーポレートサイトURL : http://corp.gmo-pg.com/
GMO-PG サービスサイトURL : http://www.gmo-pg.com/


【サービスに関するお問い合わせ先】
GMOペイメントゲートウェイ株式会社 イノベーション・パートナーズ本部
TEL:03-3464-2323 FAX:03-3464-2477 E-mail:[email protected] 
【報道関係お問い合わせ先】
GMOペイメントゲートウェイ株式会社 企業価値創造戦略 統括本部
TEL:03-3464-0182 FAX:03-3464-2387 E-mail:[email protected] 

●GMOインターネット株式会社  グループ広報・IR部 石井・島田
TEL:03-5456-2695 E-mail:[email protected]   

GMOペイメントゲートウェイ株式会社】URL:http://corp.gmo-pg.com/
会社名GMOペイメントゲートウェイ株式会社 (東証第一部 証券コード:3769)
所在地東京都渋谷区道玄坂1丁目14番6号 ヒューマックス渋谷ビル
代表者代表取締役社長 相浦 一成
事業内容■クレジットカード等の決済代行サービス及び付帯する一切のサービス
資本金47億1,100万円
【GMOインターネット株式会社】(URL:https://www.gmo.jp/ )
会社名GMOインターネット株式会社 (東証第一部 証券コード:9449)
所在地東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
代表者代表取締役会長兼社長・グループ代表 熊谷 正寿
事業内容■インターネットインフラ事業
■インターネット広告・メディア事業
■インターネット証券事業
■モバイルエンターテイメント事業
資本金50億円
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