2007年8月28日

GMOリサーチ株式会社
携帯画像リサーチの2サービスを販売開始
~携帯の写真という新たな定性情報を得られる「携帯インサイトリーダー」と
精度の高い回答が取得できる「携帯なりすましバスター」~

  • GMOリサーチ株式会社

 GMOインターネットグループのGMOリサーチ株式会社(本社:東京都渋谷区 代表取締役:細川慎一 以下、GMOリサーチ)は、GMOリサーチが運営する「infoQ」(URL:http://www.infoq.jp/ 以下、「infoQ」)が抱える約47万人のアンケートモニターから、携帯電話のカメラ機能で撮影した写真を回収するリサーチ商品「携帯インサイトリーダー」と、アンケートの回答データをより精度の高いものにする「携帯なりすましバスター」の2サービスを8月28日(火)に提供開始いたしました。
◆ ◆ ◆
■「携帯インサイトリーダー」URLhttp://www.gmo-research.jp/service/mobile_insight.html
 「携帯インサイトリーダー」は、通常のインターネットアンケートに加え、携帯電話で撮影した写真も同時に取得することができるサービスです。データ分析の際に、より多くの定性情報を量的検証の参考にすることが可能となり、「インサイトリーダー」という新しい視点から、消費者のインサイト(コンシューマー・インサイト(注1))をより深く知ることができるようになります。多くの人が日常的に持ち歩く携帯電話とインターネットを利用したリサーチのそれぞれの特性を活かし、全国から生活に密着した写真を大量のサンプルとして回収することが可能になります。

(注1)コンシューマー・インサイトとは、消費者が無意識のうちに行っている判断や行動、嗜好の核になる心理的側面のことを指します。「コンシューマー・インサイト」をより深く理解することで商品開発やマーケティング戦略に役立てることができます。

〈インサイトリーダーの優位性〉
 多くの企業はマーケティング活動において、商品・サービスの開発をするために消費者のインサイトを取りますが、その手法として従来、フォーカスグループインタビューやデプスインタビューなどの定性調査が一般的となっています。しかし、フォーカスグループインタビューやデプスインタビューでは、データに懐疑的な視点があります。なぜなら、感覚・感性などを言葉のみで説明することは容易ではなく、本当に参加者が意図したことを伝え切れているかどうかが不明だからです。また、1回で調査を行えるサンプル数に限りがあるため、発言の量的な検証が難しいといった欠点も持っています。
 「携帯インサイトリーダー」を使うことにより、定量情報に偏りがちなネットリサーチで、写真という定性情報を手軽に取得できるため、上記のような欠点をカバーし、より深く正確なインサイトを理解することが可能となります。また、数字やテキストを写真と組み合わせることにより、回答者の伝えたい情報をより深く把握できます(注2)。加えて、インターネットアンケートを使うことにより、多くの対象者からデータの収集が可能なため、十分なサンプルを確保することができるためです。

(注2)心理学では、人間が情報を処理し理解をする際、言葉(言語情報)のみで情報を処理するより、言葉と写真や絵などの非言語情報を併用して処理したほうが、より深く情報を理解することができると、様々な心理学実験により検証されています。
 
<「携帯インサイトリーダー」利用事例>
 「働く女性のネイル利用実態調査」として、対象ユーザーに自分のネイルを携帯で写真撮影して頂き、ネイルの利用傾向を分析しました。「ネイルに興味のある人」、「あまり興味のない人」の利用傾向、趣味嗜好などの違いを言葉だけでなく視覚からも読み取ることができました。



●携帯で撮影され送られた写真を、データ分析してみると、「ネイルにすごく興味がある人」は、「興味がある人」に比べネイルに「ワンポイントのアクセントがある」、もしくはネイルの色も「2色以上使っている」割合が高いことがみてとれます。
                   
■「携帯なりすましバスター」 (URLhttp://www.gmo-research.jp/service/mobile_buster.html
 インターネットアンケートを実施する際、謝礼ほしさになりすましなどをする者による虚偽の回答によって、せっかくリサーチした回答データに不安を覚えるという声がありました。
「携帯なりすましバスター」は、スクリーニングやリクルーティングの際に回答者が本当に該当者なのかどうかを写真で確認する仕組みを用いたサービスです。従来のアンケートでは、消費者の自己申告に頼るしかなかったことも、「本当に対象者なのか否か」を判断できる写真を撮影し送ってもらうことにより回答内容と同一であるかを確認することができ、より精度の高い回答データを収集することが可能です。
 また、グループインタビューやCLT(3)、郵送調査などの調査前に身元の確認用としてもご活用いただけます。

(注3)CLT(セントラル・ロケーション・テスト)とは、事前に用意された場所に調査対象者を集めアンケートやインタビューを行う調査方法です。
 
<「携帯なりすましバスター」利用事例>
 外国産自動車の所有者を対象とした調査を行った場合、実際に乗っている車の写真や、車内写真を送ってもらうことにより、回答者が本当に「外国産自動車を所有している対象者」なのかを確認することができました。

●対象ユーザーが乗っている車の外装と内装も撮影頂く事で、本当の外国産自動車の所有者であることが確認できます。

 
 GMOリサーチは「携帯インサイトリーダー」及び「携帯なりすましバスター」のサービス販売を通し、「全てのリサーチにインターネットを」を実現してまいります。

infoQ」とは(URLhttp://infoq.jp/
 GMOリサーチが運営する約47万人のモニターから構成されるリサーチ専用アンケートコミュニティであり、性別・年齢・居住地域といった各種基本属性がバランスよく広範に分布しているため、調査に必要な高精度のデータ提供を可能にします。
 
■参考URL
【infoQ】http://infoq.jp/
 
【サービスに関するお問い合わせ】
◆GMOリサーチ株式会社 プロダクト ディベロップメント本部 中村・大野
TEL:03-5459-5565 FAX:03-5459-5564 E-mail: [email protected]

【報道関係お問い合わせ先】

◆GMOインターネット株式会社  グループ広報チーム 細田・石井
TEL:03-5456-2695 FAX:03-3780-2611  E-mail:[email protected]
【GMOリサーチ株式会社 会社概要】
会社名GMOリサーチ株式会社 <http://www.gmo-research.jp/>
所在地東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
代表取締役社長細川 慎一
事業内容■リサーチ事業
資本金5,000万円(2006年9月1日現在)

【GMOインターネット株式会社 会社概要】
会社名GMOインターネット株式会社 < http://www.gmo.jp/ >
(東証第一部 証券コード:9449)
所在地東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
代表取締役会長兼社長熊谷 正寿
事業内容■インターネット活用支援事業(ネットインフラ事業)
■インターネット集客支援事業(ネットメディア事業)
資本金96億5,175万円
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